前に世界の中央銀行に触れた際にPBOC・中国人民銀行の金融政策について少しだけ触れましたが、もう少し、深く分析したいと思います。直接的には日本に影響を及ぼすものではないですが、間接的に影響が出る可能性があり、またその中には、インフレと通貨の固定化により、日本の物価が上昇する可能性があり、そういう意味でも多少の意味はあるのかなと感じています。
まずですが、経常収支の黒字がインフレに繋がっていたのかということを考えてみたいと思います。単純な関係を言うと、PBOCが人民元で米ドルを買うと、人民元は増えるということになります。中国は通貨をほぼ固定化しているので、この経常収支の黒字というのは、基本的には、PBOCが米ドルを買うというオペレーションの中で吸収されることになります。
単純にそうであれば間違いなく貨幣の供給量が増えて、人民元のインフレ圧力を導くことになるのですが、ことはそう単純ではありません。中国は米ドルの購入と同時に、銀行の準備率を引き上げています。
中央銀行のバランスシートの負債側には貨幣があります。PBOCの場合は人民元の紙幣自体があります。それ以外にも負債項目はあり、次に大きなものは一般的には銀行の中央銀行における準備預金になります。一般の銀行が中央銀行にお金を預けていて、それが中央銀行の負債になっているわけです。
PBOCが米ドルを買うと、資産が増えることになります。それに見合う形で負債が増える必要があるわけですが、単純には人民元で米ドルを買って、負債側には人民元の紙幣が増えることになります。
実際のところは、PBOCは準備率を操作することによって、人民元の発行を抑えています。つまり不胎化と呼ばれる操作を行っていることになります。このやり方は一般的ではないですが、中国が不胎化を意識して、この操作を行っているのは間違いないです。直接的な表現は見たことはないですが、経常収支と準備率をリンクして考えていることは何度も表明しています。
そういう意味では、経常収支の黒字が直接的にインフレを導かないように考慮した政策を取っています。
まずですが、経常収支の黒字がインフレに繋がっていたのかということを考えてみたいと思います。単純な関係を言うと、PBOCが人民元で米ドルを買うと、人民元は増えるということになります。中国は通貨をほぼ固定化しているので、この経常収支の黒字というのは、基本的には、PBOCが米ドルを買うというオペレーションの中で吸収されることになります。
単純にそうであれば間違いなく貨幣の供給量が増えて、人民元のインフレ圧力を導くことになるのですが、ことはそう単純ではありません。中国は米ドルの購入と同時に、銀行の準備率を引き上げています。
中央銀行のバランスシートの負債側には貨幣があります。PBOCの場合は人民元の紙幣自体があります。それ以外にも負債項目はあり、次に大きなものは一般的には銀行の中央銀行における準備預金になります。一般の銀行が中央銀行にお金を預けていて、それが中央銀行の負債になっているわけです。
PBOCが米ドルを買うと、資産が増えることになります。それに見合う形で負債が増える必要があるわけですが、単純には人民元で米ドルを買って、負債側には人民元の紙幣が増えることになります。
実際のところは、PBOCは準備率を操作することによって、人民元の発行を抑えています。つまり不胎化と呼ばれる操作を行っていることになります。このやり方は一般的ではないですが、中国が不胎化を意識して、この操作を行っているのは間違いないです。直接的な表現は見たことはないですが、経常収支と準備率をリンクして考えていることは何度も表明しています。
そういう意味では、経常収支の黒字が直接的にインフレを導かないように考慮した政策を取っています。