環境省の再生可能エネルギーの発電ポテンシャルの報告書に関して、これが一般的に議論されるようになったら書こうと思っていたのですが、朝日新聞は4月22日の段階で記事にしていたんですね。そういうことだったら、もっと早くに書くべきだったなとちょっと後悔しました。
この報告書では風力にはすごいポテンシャルがあるということになっていますが、個人的にはそういう理解がなかったので、自分は間違っていたんだなと最初は思ったんです。それで反省も込めて、報告書を読んでみたのですが。どうもこの報告書は怪しい。
この報告書は、
http://www.env.go.jp/earth/report/h23-03/gaiyo.pdf
この報告書の6ページのところに、東北電力管内の風力発電ポテンシャルが6,300億KWhということになっています。これはどれくらいかと言うと、東北電力管内に必要な発電量がどれくらいというのは正確には難しいですが、900億KWhあれば足りると思うので、7倍のポテンシャルがあることになります。要するに、計算上は全て風力に出来るという話になります。
ただし、これはポテンシャルの話をしていると但し書きのように書いています。導入ポテンシャルの横にFIT対応という話があるので、それを計算してみると、839億KWhということになります。それでも、ほぼ東北電力管内は風力で出来るという話になります。
まず、何故、導入ポテンシャルというのとFIT対応という話が出ているのか考えてみたいと思います。端的に言うと、FITというものを導入して、KWhあたり20円で売ると、先ほど書いた839億KWhの電力が可能だと計算されていて、もし、今後の技術革新があるなら、もっと出来るはずだというのがこの報告書の趣旨です。
何点か問題があるのですが、最初の問題は、この計算の前提が24%の設備利用率で計算されていることです。環境省はこの24%という数字を、6.5m/sの風速から導き出しています。分かってやってるんだと思いますが、おそらく彼らの調べた発電可能地域の中でも、これに該当するエリアというのは半分もないです。極端に強い地域が平均を上げていることを分かった上で、わざと平均値を使って、この計算をしているものと思われます。
その上ですが、この導入ポテンシャルのほとんどの数字は洋上の風力発電の話をしています。ただし、そこには数字がありません。結果自体は5ページのところにあります。彼らの言い分は、洋上だと風も強く安定的だということですが、それをしっかり調べた形跡はどこにもありません。
つまり、この報告書は導入ポテンシャルを打ち上げるためだけに書かれていて、良く考えられているように見せながら、実は何も言ってないのです。
この報告書では風力にはすごいポテンシャルがあるということになっていますが、個人的にはそういう理解がなかったので、自分は間違っていたんだなと最初は思ったんです。それで反省も込めて、報告書を読んでみたのですが。どうもこの報告書は怪しい。
この報告書は、
http://www.env.go.jp/earth/report/h23-03/gaiyo.pdf
この報告書の6ページのところに、東北電力管内の風力発電ポテンシャルが6,300億KWhということになっています。これはどれくらいかと言うと、東北電力管内に必要な発電量がどれくらいというのは正確には難しいですが、900億KWhあれば足りると思うので、7倍のポテンシャルがあることになります。要するに、計算上は全て風力に出来るという話になります。
ただし、これはポテンシャルの話をしていると但し書きのように書いています。導入ポテンシャルの横にFIT対応という話があるので、それを計算してみると、839億KWhということになります。それでも、ほぼ東北電力管内は風力で出来るという話になります。
まず、何故、導入ポテンシャルというのとFIT対応という話が出ているのか考えてみたいと思います。端的に言うと、FITというものを導入して、KWhあたり20円で売ると、先ほど書いた839億KWhの電力が可能だと計算されていて、もし、今後の技術革新があるなら、もっと出来るはずだというのがこの報告書の趣旨です。
何点か問題があるのですが、最初の問題は、この計算の前提が24%の設備利用率で計算されていることです。環境省はこの24%という数字を、6.5m/sの風速から導き出しています。分かってやってるんだと思いますが、おそらく彼らの調べた発電可能地域の中でも、これに該当するエリアというのは半分もないです。極端に強い地域が平均を上げていることを分かった上で、わざと平均値を使って、この計算をしているものと思われます。
その上ですが、この導入ポテンシャルのほとんどの数字は洋上の風力発電の話をしています。ただし、そこには数字がありません。結果自体は5ページのところにあります。彼らの言い分は、洋上だと風も強く安定的だということですが、それをしっかり調べた形跡はどこにもありません。
つまり、この報告書は導入ポテンシャルを打ち上げるためだけに書かれていて、良く考えられているように見せながら、実は何も言ってないのです。