震災のローンに関して、個人の話を書いてきましたが、事業性のものを考えてみたいと思います。まず企業ですが、これは前にも書きましたが、徳政令はやり過ぎだと思います。


基本的には今までの枠組みの中で処理すべきで、多くは私的整理の対象になるんだと思います。枠組み自体は前に書いた徳政令反対の話の通りに思っていますが、一点だけ追加しておきたいと思います。


株式会社を含めた有限会社の負債に関して、経営者に債務保証を要求するのは間違っていると思います。それだと有限の意味が全くないと思います。そもそも、日本の慣行自体に問題があるんだと思いますが、それを切り離さないと、事業をするリスクがとても高くなってしまいます。


貸手側としては出来るだけ債権を回収したいのは分かりますが、スタートのリスクを余りにも上げ過ぎると、経済が前に回転していきません。これを機会に有限会社への経営者の債務保証というもの自体を禁止するべきだと思います。


ただし、犯罪行為に関しては別だと思います。利益相反があって、経営者にも応分の責任がある場合には、経営者からも債権回収するべきだと思います。犯罪行為に至らなくても、民事の枠組みにおいて責任を追及できるのであれば、それは責任を追及すべきだと思います。


このことと最初から債務保証をするのは別問題だと思います。