これまで世界の中央銀行の話をして来ましたが、話の流れとしてはECBは厳しい政策を実施してユーロ圏の内部不和の原因の一つになっているということと、中国は独立独歩な金融政策をしているということになると思いますが、それを足して一つのことを考えたいと思います。それは東アジア共通通貨です。結論は単純です。そんなものは有り得ないです。東アジア共通通貨を議論する必要性すら感じません。
日本にとって、東アジア共通通貨を作ることのメリットは何一つありませんが、デメリットはたくさんあります。
まず、日本は金融政策の自由度を失われます。それはECBで現れている通りです。今回、震災が起こってすぐに日銀は流動性を供給しましたが、それが出来なくなる可能性が高くなります。
それどころか中国の状況次第によっては、日本にとっては不必要な政策を取ることになるかもしれません。つまり、日本はインフレの状況になくても、強制的に金融引き締め策が実施されるかもしれません。
日本は強い通貨を持っており、国債もほぼ国内で消化されていますが、その前提すら失われてしまい、日本は財政政策の自由度も失います。
その上、日本と中国では金融政策の考え方の差や制度の差がありすぎて、実効的な政策が実施可能とも思えません。
東アジア共通通貨は単なる暴論で、そういう前提で議論されている分には構いませんが、どうせ議論するんだったら、どうやって共通通貨を作るかという話ではなくて、そんなことをしたらどうなるかをしっかり考えた方が良いと思います。
日本にとって、東アジア共通通貨を作ることのメリットは何一つありませんが、デメリットはたくさんあります。
まず、日本は金融政策の自由度を失われます。それはECBで現れている通りです。今回、震災が起こってすぐに日銀は流動性を供給しましたが、それが出来なくなる可能性が高くなります。
それどころか中国の状況次第によっては、日本にとっては不必要な政策を取ることになるかもしれません。つまり、日本はインフレの状況になくても、強制的に金融引き締め策が実施されるかもしれません。
日本は強い通貨を持っており、国債もほぼ国内で消化されていますが、その前提すら失われてしまい、日本は財政政策の自由度も失います。
その上、日本と中国では金融政策の考え方の差や制度の差がありすぎて、実効的な政策が実施可能とも思えません。
東アジア共通通貨は単なる暴論で、そういう前提で議論されている分には構いませんが、どうせ議論するんだったら、どうやって共通通貨を作るかという話ではなくて、そんなことをしたらどうなるかをしっかり考えた方が良いと思います。