もともと中国のカントリーリスクは高いというのを分かった上で、日本企業はビジネスをしてきたわけなので、今回の尖閣の件で本質的には大きな変化があるわけではないですが、この程度の事件に関して、中国がここまで神経質になるということは、日中の領土問題が大きくなることは不可避なのかもしれません。それが今なのか10年後なのかは別にして、カントリーリスクという意味では、新たなリスクが顕在化してきたということなんでしょう。実際問題として、戦闘行為が行われた際に、中国における日本企業の財産は凍結されるかもしれないし、接収されるかもしれないので、その可能性があるということは念頭に置いた方がいいんでしょうね。
そうは言っても、中国はまだ伸びるマーケットで、その中にビジネスチャンスがあるのも事実なので、全く中国に関わらないというわけにも行かないでしょう。
そう考えると、日本の企業は大きく視点を変える必要があるのかもしれませんね。今まで中国の安い労働力を使って、労働集約的な作業を中国に移管し、順次、もう少し加工度の高いビジネスも移しつつありましたが、これ以上、中国に移管するのは危険かもしれないですね。ベトナムは政権として安定していて、反日感情も高くなく、人口も若いので、もっと多くのものをベトナムに移しても良いのかもしれませんね。あるいは、インドネシアもかなり政情が落ち着いてきたので、それも選択肢かもしれません。マレーシア、タイ、フィリピン等々もそれなりの規模があるので、生産の分散という意味で、もう少し幅広に考えたほうが良いような気がします。
もちろん、その先にはミャンマー・バングラディッシュがありますが、当面のところは、東南アジアの状況の安定したところの再拡大を目指した方が良いような気がします。
分散化した上で、インド・中東を含めて、もっとバランスよく、グローバルでビジネスチャンスを探した方が良いと思います。日本の企業にとって必要なのは成長機会であって、それはどこかの国にベットすることではないので、もっと広い目で世界の流れを見た方が良いんでしょうね。
その中で、中国も成長するだろうし、その成長は、既存の中国の工場を活かせば良いのでしょう。つまり、アメリカや日本で売る商品の最終過程や生産組み立てを中国に移管して来ましたが、その流れを一度止めて、再輸出商品は他のアジアの国で作って、中国の工場は徐々に中国内向けの向上へとシフトしていった方が良いと思います。それに加えて、中国に新規投資する際には、どれくらいの期間で回収できるかを真剣に考えた方が良いでしょうね。
それを考えた際に、回収期間が2015年を越えるようであれば、投資しないほうが良いのかもしれません。
今回の中国の問題は、必ずしも、日本に対する問題だけではないです。中国はほぼ全ての隣国と国境紛争を抱えており、この50年間で大部分と戦争をしています。中国がそういう紛争の拡大を目指しているなら仕方がないですが、冷静に考えて、日本が孤立する可能性は極めて低く、中国が孤立する可能性は極めて高いので、中国にとって、紛争の拡大がメリットとは思えません。
ただし、ビジネスをやる上で、そういう紛争は起こらないということを大前提とするわけには行かないので、そういうビジネスリスクが上がったということを念頭に置く必要があり、その対処にはビジネスの分散と、中国の工場の役割を転換させる必要があるように思います。
そうは言っても、中国はまだ伸びるマーケットで、その中にビジネスチャンスがあるのも事実なので、全く中国に関わらないというわけにも行かないでしょう。
そう考えると、日本の企業は大きく視点を変える必要があるのかもしれませんね。今まで中国の安い労働力を使って、労働集約的な作業を中国に移管し、順次、もう少し加工度の高いビジネスも移しつつありましたが、これ以上、中国に移管するのは危険かもしれないですね。ベトナムは政権として安定していて、反日感情も高くなく、人口も若いので、もっと多くのものをベトナムに移しても良いのかもしれませんね。あるいは、インドネシアもかなり政情が落ち着いてきたので、それも選択肢かもしれません。マレーシア、タイ、フィリピン等々もそれなりの規模があるので、生産の分散という意味で、もう少し幅広に考えたほうが良いような気がします。
もちろん、その先にはミャンマー・バングラディッシュがありますが、当面のところは、東南アジアの状況の安定したところの再拡大を目指した方が良いような気がします。
分散化した上で、インド・中東を含めて、もっとバランスよく、グローバルでビジネスチャンスを探した方が良いと思います。日本の企業にとって必要なのは成長機会であって、それはどこかの国にベットすることではないので、もっと広い目で世界の流れを見た方が良いんでしょうね。
その中で、中国も成長するだろうし、その成長は、既存の中国の工場を活かせば良いのでしょう。つまり、アメリカや日本で売る商品の最終過程や生産組み立てを中国に移管して来ましたが、その流れを一度止めて、再輸出商品は他のアジアの国で作って、中国の工場は徐々に中国内向けの向上へとシフトしていった方が良いと思います。それに加えて、中国に新規投資する際には、どれくらいの期間で回収できるかを真剣に考えた方が良いでしょうね。
それを考えた際に、回収期間が2015年を越えるようであれば、投資しないほうが良いのかもしれません。
今回の中国の問題は、必ずしも、日本に対する問題だけではないです。中国はほぼ全ての隣国と国境紛争を抱えており、この50年間で大部分と戦争をしています。中国がそういう紛争の拡大を目指しているなら仕方がないですが、冷静に考えて、日本が孤立する可能性は極めて低く、中国が孤立する可能性は極めて高いので、中国にとって、紛争の拡大がメリットとは思えません。
ただし、ビジネスをやる上で、そういう紛争は起こらないということを大前提とするわけには行かないので、そういうビジネスリスクが上がったということを念頭に置く必要があり、その対処にはビジネスの分散と、中国の工場の役割を転換させる必要があるように思います。