次世代の出版コンテンツの鍵を握るのは、HTML5だという話が、日経トレンディ記事に載っていたので、それについて少し考えたいと思います。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100713-00000003-trendy-inet
ここでの話の展開は、米Wired誌のiPad版から話がスタートしています。要するに、次世代の出版コンテンツはリーダーの端末を通して、出版・購読されるようになると考えているということですね。
そこで問題点として上がっているのが、重いということ。Wired誌の例として上がっているのは、これが500MBあるので、ダウンロードするのに時間が掛かりすぎるということですね。
その問題点が何なのか、記事ではしっかり触れられていませんが、それはパテントの問題ですね。ダウンロードして保存する形にすると、容量が重いことは問題ですが、それほど深刻ではないです。ところが、その形にしたときに、パテントがどこまで保護されるか分からないということですね。
そこで、例えば、購入者にアカウントを発行して、毎回WEBからダウンロードして読める形にすれば、パテントを保護するということに資しますが、容量が重いと、誰も読んでくれないということになってしまいます。
これを解決するものとして、HTML5だということですね。HTMLだと全て画像データにする必要はなく、視覚的な場所配置も出来るようになります。HTML5はマルチメディア対応に優れていると言われているので、動画を組み合わせても、中身の階層化を作るにしても、もっと直感的で、もっと容量の軽いものが出来るでしょう。
ただ、冷静に考えると、HTML5にすると軽くなるというのは、飛躍しすぎのような気がします。僕はWiredを読んでないので分からないですが、ことの本質は、紙媒体であるものを如何にしてリーダー端末に転換するかということであって、全く新しいものを作りあげないと、容量は軽くならないし、それを使ったパテント保護やフィー構造には出来ないと思います。
じゃあ、一番大切なことは、そういうものを作っている人がデジタル対応して、どうやって利益を上げるモデルにするかということだと思います。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100713-00000003-trendy-inet
ここでの話の展開は、米Wired誌のiPad版から話がスタートしています。要するに、次世代の出版コンテンツはリーダーの端末を通して、出版・購読されるようになると考えているということですね。
そこで問題点として上がっているのが、重いということ。Wired誌の例として上がっているのは、これが500MBあるので、ダウンロードするのに時間が掛かりすぎるということですね。
その問題点が何なのか、記事ではしっかり触れられていませんが、それはパテントの問題ですね。ダウンロードして保存する形にすると、容量が重いことは問題ですが、それほど深刻ではないです。ところが、その形にしたときに、パテントがどこまで保護されるか分からないということですね。
そこで、例えば、購入者にアカウントを発行して、毎回WEBからダウンロードして読める形にすれば、パテントを保護するということに資しますが、容量が重いと、誰も読んでくれないということになってしまいます。
これを解決するものとして、HTML5だということですね。HTMLだと全て画像データにする必要はなく、視覚的な場所配置も出来るようになります。HTML5はマルチメディア対応に優れていると言われているので、動画を組み合わせても、中身の階層化を作るにしても、もっと直感的で、もっと容量の軽いものが出来るでしょう。
ただ、冷静に考えると、HTML5にすると軽くなるというのは、飛躍しすぎのような気がします。僕はWiredを読んでないので分からないですが、ことの本質は、紙媒体であるものを如何にしてリーダー端末に転換するかということであって、全く新しいものを作りあげないと、容量は軽くならないし、それを使ったパテント保護やフィー構造には出来ないと思います。
じゃあ、一番大切なことは、そういうものを作っている人がデジタル対応して、どうやって利益を上げるモデルにするかということだと思います。