郵政法案をどう扱うかという話が大きなテーマになりつつあります。そこで論点整理だけしておきます。



まず、国民新党は郵政先送りなら離脱すると言ってるわけですね。なぜかというと、かなりの確率で現与党は参院で過半数を取れないでしょう。なおかつ、衆院では三分の二を占めていません。つまり、予算はいいですが、それ以外のものは決定に時間が掛かりすぎるか、国会を通せないものが増えてくるでしょう。



そうなると、参院選後に郵政法案が国会を通る可能性はかなり低くなります。もちろん、社民党の支援で成立する可能性も十分ありますが、国民新党としては変なギャンブルは出来ないし、選挙後の連立組みなおしの中で、ものごとを有利に進めるために、ホントに連立離脱することもあるでしょう。



だとすると、今の会期内に強行採決をして、参院で成立させることでしょう。11日に所信表明をすると言ってるので、代表質問は週明けの14日、15日で、16日が今の会期末です。会期内に通すために強行採決をしなければいけなくて、それを実行すると、支持率がごそっと落ちるでしょう。



それなら、会期を延長して、郵政法案を通せばいいのですが、会期延長をすると小沢さんの証人喚問をするかどうかという問題にケリをつける必要が出てきます。本質的には首相の方針に関する質疑応答と小沢さんの証人喚問をするために会期延長すべきだと思いますが、どうも小沢さんの証人喚問はいやそうな雰囲気です。



小沢さんは9月になって巻き返しを図りたいんでしょうが、もし、野党が国会で多数になると、証人喚問をされる可能性は高まるし、もう一度、検察審議会で起訴相当になると、今までの流れだと少なくとも民主党離党ということになると思います。そもそもかなりのところまで追い詰められていると思うのですが、諦めないところがさすが小沢さんですね。ただ諦めないからと言って、常に思い通りになる世の中ではないと思いますが。



こういう理由で逡巡してるんでしょうね。どれを選択するかは民主党執行部の考え次第ですが、個人的には郵政法案は通すか通さないかよりも、会期延長をして、小沢さんの証人喚問をやって欲しいですね。その結果として、郵政法案を審議するんだったら、仕方がないような気がします。