ところ変わればというところだと思いますが、敵対的買収を仕掛けられた会社がポイズンピルを行使しようとして、カナダの裁判所がその権利の差し止めを決定しました。
(リンク先のロイター記事を参照ください、英語)


アイカーンという極めて有名なアクティビストがいます。村上ファンドの村上さんを100倍くらいにした人だとイメージしてください。その人がエンターテイメントの会社に敵対的買収を仕掛けて、会社側がポイズンピルで対抗しようとしたんだけど、裁判所に止められてしまったということです。まだ一審の段階なので、今後どうなるかは分かりませんが。


日本だと、おそらくポイズンピルをOKにするでしょうね。ポイズンピルの説明は難しいですね。現在の株主にいっぱい株を発行して、買収者に乗っ取られないようにする方法だと思ってください。去年、ブルドックでもありました。


ポイントは純粋に株価の問題で、アイカーンの提示した株価はそれなりに高く、ポイズンピルを発行すると、今の株主はその株価で株を売る権利が阻害されるので、ダメだということらしいです。


次のステップは、このエンターテイメント会社の株主総会でポイズンピルを発行するかどうかを議論するそうです。それだと、株主の統合した権利は冒されないということになるんでしょうか。


日本には日本のルールがあっても良いと思うので、カナダと違うからどうのこうのという気はないですが、世の中にはいろんな考え方があるもんだなと思います。アイカーンみたいな危ない人だったらとめても良さそうなものだけど、ルールはルールということなんでしょうね。