アメリカの新銀行規制はまだまだ議論中です。いつ終わるのかは知らないですが、議論が進んでいることだけは間違いないです。今日はCNBCの記事がいろんな意見を載せていたので、それを紹介します。(リンク先のCNBC記事を参照ください・英語)
この記事の要旨は何かというと、銀行新規制でもめている最中でどういう結論がでるのか分からないといことですね。ただ、一つだけハッキリしているのは、銀行新規制の目的は金融機関がつぶれた際に国民の税金を投入をなくすということです。
「Too big to fail」を規制するというのは、大きすぎてつぶせないんだったら、大きくなるのを止めようという話ですね。
一部の議員は、銀行のサイズを縮小させて、資本がしっかりしているかチェックして、銀行預金以外の資金調達手段を制限すると仰っています。
あるいは、グラススティーガル法の復活。これは商業銀行と投資銀行を分離していた法律です。
ボルカールールも挙がっていてます。
大銀行に破産法を適用することも挙がっていますね。おそらく、大銀行がつぶれた際にも普通の倒産と扱って、資産保全をして、債権の優先順位と、融資の回収や転売等を着々とやっていくんでしょうね。
Pre-paid Bank Fundというのが挙がっていますが、これは大銀行がつぶれる前に、今の時点からつぶれたお金をそのファンドから出せるように積み立てておこうということですね。
どれで決まるのかは知りませんが、どうなるんでしょうね。
個人的意見としては、銀行がつぶれた際には信用不安が連鎖するので、政府がお金を出すことは仕方がないと思います。それが出来ないと、システムに問題が生じると思います。今回、バーナンキもポールソンもあまりの素早さで資金投入をして、クラッシュすることを防ぎましたが、アメリカではそれが正しく評価されていないのかも知れないですね。
日本の経験は丁度逆で、前半の住専の際は、国民の反対があって大規模な資金投入ができなくなったけど、後半は銀行に資金投入をして、何とかシステムの崩壊を防ぎました。アメリカは前半戦でかなりのお金を投入した結果、国民の反対が大きくなりすぎてますね。後半戦があるとコワイですね。