日本の魅力は香港人に聞けという特集をNNAが4日間やってました。
それぞれそうだろうなぁと思います。すべてのアジア人にビザを免除するとか、そういうことを考えるのではなくて、今何が求められているのかを政府もしっかりみた方がいいんじゃないですか。
リンク先のNNAの記事になります。
今日で特集も終わったので、ちょっとずつ解説をつけて、記事を紹介していきます。。一回目はグルメツアーですが、みんな日本のごはんが大好きです。高級品からB級グルメまで。ほんとにB急でも受けますよ。大体の人はラーメン屋さんのこだわりに感動しています。ここで取り上げている蔡瀾は香港で一番有名な美食家です。
彼が企画するツアーは4泊5日、50万円で日本に行くそうです。それでも人が殺到します。もちろん、彼とごはんツアーが出来るということで行く人もいますが、50万円払ってでも食べたいものが日本にあると彼らは思っているんです。
二回目は若者の日本旅行について書いてます。香港の若者の優先度ナンバーワンの渡航先は日本です。リサーチ好きだからというわけではないでしょうが、ホントに彼らは詳しいです。
新暇期週刊の潘編集長曰く「日本の業界はより英語、中国語での情報発信に力を入れるべき」と話しながら、北海道のスキーリゾートのうちどこが中国語ウェブサイトを持っているかすらすらと名前を挙げてのけた。それだけ見た人の印象に残りやすく、また数が限られているということだ。」(NNA記事から引用)
記事の中では香港人が事前準備をしっかりする話も書いていますが、彼らがいつも言ってるのは、日本人は親切で一生懸命やってくれるんだけど、言葉が通じないと。ただいろんなものが漢字で書かれているので、しっかり調べていると迷わずに済むからです。だから、英語や中国語で情報発信すればもっと良いでしょうね。
三回目はテレビ製作者に取材してますね。僕は見たことがないですが、香港には日本語でやってる日本紹介番組があるそうです。それを字幕で流しているそうです。それの方がリアリティがあると。
そのプロデューサー・ラソン氏曰く、
「まず香港人の性質として、あまりにも田舎や未開の地というのは苦手。東南アジアでもある程度ホテルなどの整ったリゾート地域を好む。エジプトでも博物館のような観光施設に行きたがる。また、日本の歴史を分かる人は少ない。京都のお寺は好きだが、これはイメージから来る雰囲気的な好み。城跡など歴史を掘り下げる観光地は取り上げても人気がない」。(NNA記事から引用)
ラソン氏によると、最近のキーワードは「クールジャパン」。秋葉原、原宿、六本木ヒルズなどが表象する、現代日本だ。「うわさは聞いているが実際に目で確かめてみたい」という好奇心をひきつけている。一方で「京都を紹介して」というリクエストも後を絶たない。着物、芸者など「伝統コテコテなもの」に対する要望だ。(NNA記事から引用)
「売りたいものを一生懸命売るのも大事だが、一方的にならず相手先の関係者に意見を求めるというのも重要なマーケティング。温泉ひとつにしても、日本人と外国人では求めるものが違う」。(NNA記事から引用)
要するに、何が好まれるかしっかり調査しろということですね。あるいは相手先の意見をしっかり聞けということですね。日本政府が海外からの観光客を増やすのに積極的なのはいいですが、しっかり調査すべきだと思いますよ。海外の人の意見を。海外に行って。潜在予備軍がいかほどのものか調べた方がいいんじゃないですかね。
カジノを考えている人も、日本側の事情や自分の懐のことだけを考えるのではなくて、しっかりこういう海外の人の意見も聞いた方がいいですよ。
四回目は北海道の話が出ています。香港人は北海道が大好きです。香港人だけではなくて、台湾人も中国人も韓国人も好きです。ただニセコはオーストラリア人だらけですが。
記事では、日本への自然、ショッピング、グルメの需要が高いと書いてますが、まぁ北海道だけを取るとそうでしょうね。でも東京に対する憧れもあるし、京都に行きたい人も多いですよね。掘り起こせば日本にはいろんなものがあると思うんですよね。
日本の魅力は香港人に聞けという特集記事ですが、本当は台湾人に聞いた方がいいんじゃないかと思います。彼らの日本に対する知識は脅威です。香港人の比ではないです。東京のどこそこにあるラーメン屋がおいしかったくらいのことまで言います。もちろん行ったころがある人の話ですが。台湾人の方が日本の魅力を探し当ててるような気がします。ただ、日本語を勉強している人が結構いるので、他の国とは条件がちょっと違うかもしれないですね。