USエアとユナイテッド航空の合併交渉って大詰めのようですね。
詳細はリンク先のロイター記事を参照ください。
アメリカの航空会社って、景気後退するたびに合併しているような気がする。その背後には景気後退するたびに会社が潰れそうになってる。この合併の結果、ユナイテッドとデルタとアメリカンの三大陣営に淘汰されるんですね。この先はないのかなぁ。これ以上行くと、独占禁止法に引っかかりそうな気がします。まだあるかもしれないけれど、先が見えるところまで来たのかもしれないですね。
次の景気後退の時はどうするんだろう。格安の航空会社が存在するから、大手三社でも運賃は上げられないんだろうなぁ。だとすると、また潰れそうになって、一騒動するんですかね。
今回、面白いなぁって思ったのは、おそらく株式交換による合併になりそうなことですね。アメリカのM&Aって、TOBというか株を買い占めることが多いんですが、そうすると、金融機関にはかなりプラスになります。だって、株式の売買から手数料も取れるし、資金を貸し付けするので、そこからも金利収入が取れる。それが貸付か、ブリッジローンか、債券発行か、シンジケート等に関わらず、お金が動けば手数料を取れる機会が発生するけど、株式交換になるとアドバイザリーの手数料だけのような気がします。
企業自身にとっては株式交換の方が良いと思いますけどね。だって、買収をするとその分現金を使うか、借入を増やすことになるので、財務体質は悪化するから。デパートの業界を見てて思ったんだけど、日本でも多数の合併があって、会社の名前は原型を留めていないところがたくさんあるけど、株式交換にしたから財務体質が悪化したということはないです。ところがアメリカのデパートは数年前の景気が良かったときに買収をしたものだから、財務体質が悪化しました。景気が良ければ何の問題もないけど、景気が悪くなると、金利払いが重石になって、アメリカの業界の方がより悪化してます。
今回の合併がどうなるかは分かりませんが、アメリカの余裕は少しなくなったんだなと思います。