インドネシアファンドというのは斬新ですね。もちろん、もう既に存在しているものかもしれませんが、僕は始めて見ました。りそな銀行が販売するそうです。
新聞記事詳細はリンク先の産経ビズを参照して下さい。
りそなのHPも探してみたのですが、リリースが見つけられませんでした。
今のご時世ではありふれたファンド商品は競争が激しいから、インドネシアファンドというのは面白いです。ただ全くどんなものか想像できない。想像できないから売りやすいのかあるいは売りにくいのかも分からないですね。お客さんになんて言って説明するんだろう?新しいことをするのは企業努力の一環なんでしょうね。頑張ってください。
ところで、ファンドの名前がアムンディインドネシアファンドとなっています。アムンディって何なんだろうと思って調べてみると、クレディアグリコルとソシエテジェネラルの運用会社が統合して、今年からアムンディという運用会社を作ったそうです。ということは、アムンディが運用をして、その商品をりそなで卸すということですね。
産経ビズのその記事曰く、
「りそなは1958年に日本とインドネシア間で初となる合弁銀行を現地で設立した。日系企業だけでなく現地企業との取引にも積極的に取り組んできた。ここで培ったノウハウと、現地に密着した情報網を生かした運用を行うという。」
記者さんに他意はないと思いますが、商品の名称からするとアムンディが運用をすると思われるので、そうであるなら、りそなとインドネシアの関係は運用成績に何の影響も及ぼしません。この文章の書き方からしても、りそながそういう説明をしたんじゃないかと思います。
更に調べてみると、りそなはアムンディと業務提携をしているようです。仮にアムンディの名前だけを借りて、りそなが運用するにしても、信託部門が運用をするはずなので、りそな銀行の持っている情報網は運用部隊からするとファイアウォールの先にあります。要するに、その情報にアクセスすることは違法になる可能性が高いです。インサイダー情報にあたる可能性が高いということですね。インドネシアのバンカーを転籍させたのだったら話は別ですが、それでも個人ベースの話であって、会社全体とインドネシアの関わりは運用と関係ないです。
リリースを読んだわけでもないし、目論見書も見ていないし、ファンドの説明書を見たわけでもないので、何とも言えないですが、記事どおりのことをお客さんに伝えるのは控えてもらいたいですね。誤解を抱かせる以上の問題があるような気がします。
それでなくても、一般的には、株に携わっている人はいかがわしいと思っている人がたくさんいるわけですよ。前の首相だって亀井さんだって公言してるわけですからね。それは別にいいですが、こういう小さなことが積もり積もると、全体の不信につながるので避けてもらいたいですね。特に、彼らは社会から信用される銀行マンなんですから。
それはそれとして、インドネシアファンドが売れるどうかは興味がありますよ。インドネシアの株ファンドにどういう反応示すんだろうということとりそなサイズの銀行でどれくらい売れるのだろうかということに。