徳之島で基地異説反対集会が開かれたそうです。


原典は読売で以下のリンクで読んでください。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100329-00000153-yom-pol


徳之島への普天間からの移設は、首相の腹案で、よく考えられた案だなぁと思っていたのですが。4200人も反対集会に集まったんだったら、徳之島への移設は政治的にはほぼ無理でしょう。政府の話の持っていき方がおかしいんだと思います。


ホントに徳之島に移したいんだったら、役人とか民主党の議員に任せずに、首相自ら徳之島に行って説得すべきだし、同時にどういうメリットがあるのかもしっかり議論すべきです。あまりにも政治下手なので暗い気分になってきます。


例えばここでインタビューを受けている方が言っているのは、基地があると攻撃の対象になるから、基地はいらないと言ってますが、それは誤解です。もしお隣の大国が日本を攻めるとするならば、2000メートルの滑走路は間違いなく攻撃対象です。それよりも海から攻めてこられた際に防衛できる拠点にすることを考えた方が良いと思います。


有事の際に離島をどうやって守るのかというのも同時に議論すべきだと思います。今はお隣の国がどんどん増強されている中で、日本は相対的に弱くなっているわけで、あと数年もすれば、戦争をして負ける可能性が出てくるかもしれません。今までは勝つことはないにしても、負けることもなかったわけですが、制空権と制海権のバランスが日本に優位という時代が変わるかもしれません。それはここ100年間ではなかったことだけど、そうなったときに離島を守れないんだったら、何のための日本政府だという話になります。


そう考えると、海兵隊の一部と自衛隊を徳之島に移すのは良い第一歩であるはずです。沖縄の負担は一部軽減できて、アメリカ政府も日本の防衛に巻き込むことができ、有事の際の南西部の第二拠点ができるわけなので、良い案だったはずです。ただ、ものごとの進め方を知らない人たちのせいで、違った方向性に行くんだったら、残念な話ですね。


お隣の国と戦争をすることは当面は考えられないですが、何が起こるかなんてわからないわけで、その際に日本が防衛できる状態になってないんだとしたら、それは政府として大いなる問題です。そろそろ真剣にこの問題に取り組む必要があるんだと思います。