先日のブログ「グローバル・コンピテンスとは」にて、OECDのPISAについて次の通り書きました:
そもそもは、経済協力開発機構(OECD)が3年に1回進めている15歳の生徒の学習到達度調査(PISA)の中でその重要性について注目が集まりました。
PISAでは毎年テーマが決められており、例えば2000年は読解力、2003年は数学的リテラシーなどだったのですが、今年2018年のテーマが
「読解力・グローバルコンピテンシー」です!
が、しかーし!!
日本は2018年のグローバル・コンピテンス調査を不参加とする、と文科省が発表しました...![]()
理由は....
多様な文化的背景や価値観を、一つの尺度で順位付けされる懸念があるためという。
え??
ちょっと言ってる意味が分かんない...
理由が釈然としないので、勝手に「逃げたな...」![]()
と思ってしまった私。
PISAでのグローバルコンピテンスの評価方法は二つに分かれています。
一つ目は認知評価。
ここでは生徒の以下の能力がどれくらいのものなのかを引き出します:
1)グローバルな問題をじっくり検証できる
2)物事の見方や世界観に影響を与える外部的要因を
理解している
3)異文化間での他者とのコミュニケーション方法を
理解している
4)グローバル、異文化間の問題に取り組むための
様々な行動指針を確認、比較できる
二つ目は背景調査の質問事項。
ここでは、以下についての質問を受けます。
1)グローバルな問題にどれだけ精通しているか?
2)言語、コミュニケーション・スキルがどれだけ
発達しているか?
3)異なる文化を持つ人に対してリスペクトするといった
態度をどの程度取ることができるのか?
4)学校でグローバル・コンピテンスを伸ばす為に
どのような機会があるか
現在、英語教育改革が進められている日本の教育機関にとって、現状の問題をまずは把握することが、今後のグローバル教育のグランドデザイン作りのために必要なことであり、その為にも今回のグローバル・コンピテンス調査は参加して欲しかったなぁ...と思うのですが。
ま、21年以降の参加を検討しているそうですので、それを待ちましょう...
