前回の続きです。
前回、少し「Third Culture Kids」(TCK)について触れました。
ちょっとおさらいをすると、TCKとは「親の母国でもない他の国に、成長過程の一定期間、生活する子どもたち」を指します。
「Third Culture Kids」という言葉を日本語にすると「第3の文化で生活する子どもたち」。
第1の文化が親の母国(親のパスポート発行国)、第2の文化がその子が生活する外国。第3は文化というのはその間で、同じような経験をした子どもたちが共通して経験するライフスタイルのことを指すのだそうです。
私は高校生からは現地の公立学校を離れて、日本の私立学校がニューヨークに創設した高校に第1期生として入学しました。
そこには、自分と同じように、親の仕事の都合であったり、親が海外に移住してその国で生まれた子どもたちが様々な国々(アメリカ、香港、イギリス、ベルギー、カナダ、ケニア、アブダビなど)から総勢120人集まりました。
ここまで様々なバックグラウンドの子どもたちが集まると、収拾がつかなくなりそうですが、皆すぐに意気投合!
25年経った今でも、会えばすっかり当時の自分に戻って話が大盛り上がりします。まるで兄弟のような感覚なのです。
まさにサードカルチャーキッズの集まりです。
そして私はいつの間にか、海外で暮らしたり、留学した経験のある人や、同じように母国を離れて海外で暮らしている外国人の方々と一緒にいると、とても心地よく感じるようになり、高校を卒業して日本の大学に通い始めると、少し窮屈さを感じるようになったのです...
次回に続きます。
