明けましておめでとうございます。

 

皆さんは初詣に行かれましたか?

僕が住んでいる広島で大変人気がある初詣スポットに広島護国神社があります。

行かれた方も多いでしょう。

でも、知っていましたか?

護国神社の由来は明治維新以後の戦没者の慰霊です。

広島東照宮というのもありますが、東照宮は川家康の慰霊のために建立されました。

僕はどの神社にも恨みはありませんが、詣る時はその趣旨に適切な場所というものがあると考えています。

新年に詣でて家内安全や世の平和を祈るのに、戦没者を祀る場所というのはどうかと思うし、正月から家康さんを祀るというのもね・・・

 

とはいえ、今ではそういう元々の意味合いが薄れていて、どこに初詣してもいいのかもしれません。


一番いいのは氏神様です。

自分の属している土地、先祖代々でも、たまたま現在そこに住んでいるのでも、どちらでもいいですが、その地の氏神様にお参りするのが一番適切ではないかと思います。

 



さらに・・・

護国神社の由来を知っていたら、あなたはそこで神前結婚式をしようと思いますか?

徳川家康さんに見守られて結婚式したいですか?

要するに、神社にもTPOがあるということだと思うんです。

僕もこれらの神社にお参りすることはありますが、初詣には行きません。


日本には、もともとの意味が欠落して行為だけが残っている風習がたくさんありますが、どこでもいいから初詣というのもそのひとつかもしれません。

今年は「もともとの意味」を考えてみませんか?

そうすれば、行いがより深いものになるはずです。そして、あなた自身が発するオーラが確実に変わってきます。

 

 

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