このところ、電車内で女性が化粧するのはどうなのか? という話を多く聞きます。

 

例えば、昨日たまたま聴いていたラジオ番組でもリスナーからの意見を読み上げていました。

 

「反対。それくらいの時間、家で作れないのか?」 ← これ明らかに男性ですね!

「賛成。別に人に迷惑掛けるわけではないし。」

 

などなど、いろいろな意見があります。○もあれば×もある。人それぞれ。この世の縮図だなと思いました。

 

 

電車内での女性の化粧がどうか、という論議は、始める前に論点をきちっと明確にしなければなりません。最近耳にする論議はほとんど論点が不明瞭。

 

どういうことかというと、その論議は、「電車内で女性が化粧するのは道徳的に許されるかどうか」ということを論点にするのか、あるいは、「電車内で女性が化粧するのは、あなたがどう思うか」という論点にするのか、ということ。

 

この2つの論点がごちゃ混ぜになっていて聴いてて不快でした。

 

さて、この番組を聴いていて僕はもうひとつ気付いたことがあります。

 

多くの人が他人のことを気にし過ぎだということ。

 

女性の電車内での化粧は他人に迷惑がかからなければ道徳的に許されることだと僕は思います。仮にそれが正しいとしましょう。であれば、電車内で化粧しようがどうしようが、他人のとやかく言うことではないのでは?

 

家で時間が取れようが取れまいが、彼女には彼女の考え方ややり方がある。それをなぜとやかく意見するの?

 

こんな風に思ったわけです。

 

でもね。こんなふうに、何かにつけて他人のすることに意見するのは、もうひとつ、世の中の縮図なんですね。 みんな他人のことを気にし過ぎなんです。

 

そんな生き方してるととても窮屈だと思うんですけど。

 

人は人、自分は自分。そう思えることが人生をシンプルにして快適にします。

 

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