戦場 | 俺の夢ってなんだったけorz…  的な

俺の夢ってなんだったけorz…  的な

タダの日記なんだからね!!

薄暗くなったその頃、奴らは動き始める。
奴らってのは言うまでもない。
古来より生きながらえてきた生きた化石「ゴキブリ」、
その生命力は首が折れたところで死にはしない。
死ぬとしたら腹が減った時。

俺は奴らを許さない。
死んだじっちゃんの名に懸けて...

対ゴキブリ用最終兵器「ゴキジェット」
その攻撃力は、奴らの間では、
核ミサイルに等しいとされている。

そして、
なんと我が家には、
その対ゴキブリ用最終兵器「ゴキジェット」を常に②本設置してあるというから、驚きである。
しかも、莫大な資金源の前では、状況に応じて、その本数も買い足されることが考えられる。

やつらの出現ポイントは俺のスカウターにかかれば一発である。
②本の内の①本が設置してあるのが台所。
もう①本が風呂場。
このポイントに出現したゴキブリは生存率0%、
そう文字通り死の大地なのである。

しかし、そんな死の大地でさえも、
やつらは果敢に挑んでくる。
奴らは戦士でなのである。
死を恐れず、例え息絶えようとも、絶対に降伏はしない。
死してなお、次の兵力を送り込んでくる。

そして、ある夜のことだ。
俺はいつものようにDAKARAを飲みに死の大地へ舞い降りた。
そこに奴らは存在した。
決戦を挑んできたのは言うまでもない。
総力戦だった。どちらが勝ってもおかしくない。
その戦力4匹(極大×2,大×1,小×1)。かたや、こちらの戦力は俺一人だ。
戦闘力10000を誇る俺でもやはり、数の勝負では分がわるかった。
やつらは戦況を見極めた上で、発散して攻撃してくる。

俺は仕方なしに、対ゴキブリ用最終兵器「ゴキジェット」の投入を余儀なくされた。
できれば撃ちたくはない。
これを撃てば、間違いなく明日食べるであろうの味噌汁に混入してしまうからだ。

しかし、このままでは負ける。

俺は意を決して引き金を弾いた。
その弾道が、奴らを打ち抜く。


決戦は10分間に及び。
その後、ついにやつらは力尽きた。

俺は戦った相手に敬意を表しつつ、
再び平和を手にしたのだった・・・・