抗がん剤タキソール再開 | しましまのブログ

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乳がん治療中。
落ち着いたらネットショップを再開する予定です。
2012年、骨その他に転移。
抗がん剤治療に疑問を感じ、ハイパーサーミアを受けはじめました。

タキソールを再開しました。

CA15-3はまだ基準値以下、
CEAはちょっと超えたくらいなのですが
NCC-ST-439は調べ始めた時から基準値超えで、どんどん上がっています。

まあ、NCC-ST-439をどれだけ重視するか、まだ判断しきれないようだし、
そもそも腫瘍マーカーばかり見てるのも片手落ち。

何より、自分の体感では
背中や腰に感じる不安というか違和感が強くなり、
足の付け根やお尻が痛むことも増えてきてました。

で、PET-CTを撮ってもらうと、また集積がちょいちょい見えてきてました。
去年にはキレイに見えなくなっていたのですが、
無くなったわけじゃないので
良くここまで維持できたよなぁ、という感じです。

ここで飲む抗がん剤を始めましたが、

MRIを撮ってもらうと
骨転移で骨が弱っているところは予想以上に増えていました。

で、タキソール開始。
タキソールは量を減らしてもらっています。
術後の再発予防のときの半分くらいかな。

通っているクリニックは抗がん剤の種類や量についても柔軟だし、
脱毛予防に頭皮を冷やすキャップもあるし、
何より私のペースや感覚で、気兼ねなく相談できる先生がいます。


素人考えですが、

常にがん細胞は増えていて、
常に骨が少しずつやられているんだけど、

毎月ゾメタでがん細胞が活躍する場所をなくしつつ、
毎週ハイパーサーミアでがん細胞をやっつけ続けている状態で、

これをPET-CTで撮ると、がん細胞はあまり見えない。
でも、少しずつやられ続けた痕跡と、
積み重なってきている症状はある。

こんな感じでしょうか。

腫瘍マーカーだけ、PET-CTだけ、MRIだけ、
ではいかんのやな、と思いました。

腫瘍マーカーだって、NCC-ST-439の数値を取っていなかったら
もっとのんびり構えていたと思います。


ところで、
こうして進行するにつれて、インターネットのブログなど、
似た状況の患者さんやその家族から発信された情報が少なくなります。

もちろん、実際に人数が少なくなるし、
出ている情報が自分に合致する可能性も低くなる。

再発してないけど再発するかもしれない、という不安とともに
何年間の治療、という目安があり頑張っている最中と
再発してからとではずいぶん違うし、
ブログなどを書く原動力って前者の方があるのかもしれないなぁ、と思います。

症状も治療もどんどん個別になっていき、
自分のこと書いても参考にならないんじゃないか、
そうなるとあんまりくどくど書いてもなぁ、となってきたり。

私はそういうのに加えて、
「たくさん好きなことをしていて楽しくて超忙しい」ので
このブログがなかなか書けなくなっています。

ところで先日から
脊椎がグシャっと潰れたりして、動けなくなった時に
家をどうしようかと考えて色々調べていました。

バリアフリーのリフォームをした賃貸とかあるのかな、
治療費用のこともあるし公営住宅はどうだろう、
公営住宅でバリアフリーとかあるのかな、

障害を持っていて公営住宅に入ったら、
障害者本人が死んだ時残った家族は出て行かなきゃいけないのかな?とか

そういう体験を書いたブログ・・・なんてなかなか無いよなぁ。

そもそもどんな状態になるか分からないので
バリアフリーって言っても色々あるだろうし、
引っ越してもすぐ入院かもしれないし。

結局は、どうなるか分からないんで悩んでもしょうがない。ということに。


また何か機会があれば書きますね。