ウーバーを降りてからホテルに入ると、ロビー内は何かの団体さんでごった返していた。
そこを何とかかき分けながら奥にあるエレベーターに乗って部屋に戻った。
部屋に入って一服しながら、夫婦で取り止めのない雑談。
最近は携帯が無いと不便だという話をしていてふと気が付いた。
あら?
「携帯が無い」
無い! ない! 無い!
慌ててそこらじゅうを探すが明らかに無い。
あれが無いと帰りの飛行機のチェックインさえできない。
それどころか、何もできない。
焦る
で、妻の携帯から自分の携帯に電話をしてもらう。
すぐに妻から、誰かが出たと報告があった。
おおお、取り敢えずは誰かが私の携帯を持っているんだと一瞬安心した。
妻から電話を代わってもらって話してみると、電話の向こうで
「こちらは〇〇ホテルの警備課です」
と、話してくる。
おおお、もっと安心したぞ。
こちらはこのホテルの〇〇〇〇号室に宿泊している〇〇だと伝えると・・・・・
直ぐに持って上がりますとの返事。
本来なら大大大事件なのだが、その割には呆気なく問題が片付き、私は本当に運が良いのだと改めて感じた次第。
ん?
やっぱり大事件だよね?