夜になり、縁側の板戸を閉めようと薄暗い中に足を入れた途端。

視界の端に嫌な影が映った。

我が家の縁側は外から網戸、ガラス戸、板戸の順にあるが全て木製の為に微妙な隙間があるのだ。

すぐさまに妻に声をかけ、長男や三男を呼びにやる。

そうして、縁側と部屋の境の障子を閉め、台所に通じる戸も閉めさせる。

まるち家は道路を挟んで山を背負ってはいるが、こんな経験は初めてだ。

私の視界に入ったものとは・・・・・

     マルチの雑記帳-へび

なんと小さな蛇。

大きさから判断して青大将では無いと思ったが、マムシなのかヤマカカシなのか、薄暗くて判断がつかずかなり怖い思いをした。

長男との共同作戦を展開し、棒と殺虫剤を駆使してなんとか掃討作戦は成功したが、二次攻撃である捕獲作戦は失敗に終わった。

まあいいか、これでなんとか座敷で寝っ転がれそうだ。

でも、しばらくは蛇の恐怖から逃れられそうにないな(汗)