丸市珈琲の日常風景の一つに、寸胴に入れたコーヒー豆を何やらかき混ぜているシーンがあります。
頻繁に店の前を通る人は「客席に背を向けて何やってるんだろう?」と思われてしまうかもしれませんが、これはコーヒー屋には欠かせない”ハンドピック”をやっています。
↓あまりきれいな写真じゃありませんが
ハンドピックというと生のコーヒー豆から異物や良くない豆(美味しくならない豆)を素手で抜き取る場面がよく知られていますが、実は焙煎後もハンドピックは欠かせません。
もちろん手をそのまま突っ込むことはできないためレードルを使用するのですが、焦げている豆や欠けている豆などを一つずつ取り除きます。
生豆に石などの異物が万が一混入していた場合は、焙煎工場の設備でほぼ取り除かれるため焙煎後に残っている確率はとても低いのですが、その確率はゼロではないため店舗が最後の砦として目視にてチェックします。
カフェではこんな意外と地味な作業が大切だったりするんですよ