iPhoneで街中の雪景色を楽しむためのコツ | マルチニーズシステムのブログ

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都内とかあまり雪の降らない地域に住んでいると、大雪は珍しい。珍しいとiPhoneで撮りたくなる。街中の雪景色をより印象深く撮るためのコツをいくつか。

荻窪圭のiPhoneカメラ講座:

 いやあ、2月8日はすごい雪でありましたな。半日で大量に降って、どかっと積もって、その翌日にはカラッと晴れて、都心では気温も上がって積もった雪がビシャビシャになるのに成田は陸の孤島になるというおそろしい展開。

 あらかじめ予告され、交通機関もヨレヨレなのが分かってる日に外出するのは、どうしても行かねばならぬ仕事や用件を抱えた人か、雪にもめげず遊びに行く無謀な人か、これは滅多にない写真が撮れるぞとカメラを抱えて飛び出ていく酔狂な人なわけで、わたしは無謀な人組。

 こんな機会は滅多にないだろうということで、雨が降ろうが槍が降ろうが中止されることはないという無謀な宴会へ。大雪の中、向こう岸にかすかに見える文明の灯を目指して橋を渡ったのでした。

 大雪の中、一刻も早く向こう側に渡りたいのに、つい、お、このアングルで写真を撮ったら面白そうと思ったら、iPhoneを取り出して雪の上にしゃがんでしまうのはサガ。もちろんスマホ対応手袋をしております。iPhoneに雪がへばりつきますが、まあそれは気にしないということで。そうそう、雪が降るような低温環境下ではバッテリの減りが急速に早くなるのでご注意を。

 写真を横じゃなくて縦にしたのは手前から奥にぐっと伸びる雪道の遠近感を出したかったから。吊り橋の柱が中央に来るよう橋の真ん中に移動し、より遠近感を強調するため、しゃがんで視線を低くしてみた。

 雪のせいで陸の孤島に閉じこめられた未来都市なイメージ。

 さて撮影時にカメラの高さは実はとても大事。立った目線で撮った写真、しゃがんで撮った写真、雪面すれすれで撮った写真を比べると迫力が違う。

 翌日のカラリと晴れた青空の下で近所の公園を散歩しながら撮った写真。

 さらに、iPhoneを上下逆さに持って雪のかぶるギリギリまで下げて撮ると、大して積もってなくても雪深く見えるから面白い。

 雪の翌日といえば雪だるま。ネットで話題になってるようなアーティスティックで才能の無駄遣い的な雪だるまにお目にかかる機会はそうはないけれども、雪だるまそのものはちょっとした公園へ行けばいくらでもある。それこそ子ども達が(時にはお父さんの方が)喜々として作ってる。

 で、被写体として選んだのがこれ。

 雪だるま自身より、背景の紅梅がキレイだったからなのだけど、こうしてひいて撮っちゃうと、梅の木の影も相まってゴチャっとしちゃう。

 そういうときはぐぐっと寄ってみる。

 そうするとはっぱで描かれた目鼻口がはっきりして梅の花びらが雪にまじってる様子も分かるし、背景の梅もすっきりする。

 なんとも愛嬌のある雪だるまですな。しかも青空と梅までついてくるのだから、春が近そうで何より。

 こんな調子で近所をぶらぶらとよい雪だるまを求めて歩いたのだけど、残念ながら遭遇できず。

 しょうがないので自分でだるまを置いてみた。

 ついでに転がしてみた。

 さて、雪景色だとしばしばこういうことが起きる。真っ青である。これを回避する手立てはあるのかというと、ホワイトバランスを自由にセットできないiPhoneでは難しい。むしろ、さっさと撮っちゃって、あとでアプリで直した方がいい。レタッチアプリ「Snapseed」のAutomaticで色調補正MAXにすると色がちょっと自然になる。

 そうこうしてるうちに気温がどんどんあがり、そこここかしこに作られた雪だるまは徐々に溶け始め、こんな不気味なオブジェになっていくのでありました。

[荻窪圭,ITmedia]