BoxからDropboxへ移行する場合、一般的にはBoxからファイルをパソコンへダウンロードし、その後Dropboxへアップロードする方法がよく利用されます。しかし、MultCloudを利用すれば、ダウンロードやアップロードを行うことなく、BoxからDropboxへ直接データを移行できます。

BoxからDropboxへ移行する理由

BoxとDropboxは、どちらも人気の高いクラウドストレージ・ファイル共有サービスです。そのため、「BoxとDropboxの違いは何か」「どちらを選ぶべきか」と迷う方も少なくありません。

 

一般的には、Dropboxは、写真や動画、旅行の思い出などを家族や友人と共有する個人利用に適しています。Boxは、社内文書やプロジェクト資料などをチームで共有する法人利用で広く採用されています。

 

 

そのため、仕事ではBox、プライベートではDropboxを利用しているケースも多く、BoxからDropboxへ移行したり、その逆にデータを移したりするニーズがあります。

BoxとDropboxの違い

BoxとDropboxにはそれぞれ特徴があります。以下は主な違いです。

 

 

※価格について


各プランの料金は変更される場合があります。最新の日本向け料金・プラン内容は、Dropbox公式サイトおよびBox公式サイトをご確認ください。

 

Dropboxは無料容量の拡張が可能で、個人利用向けの使いやすさに定評があります。こうした理由から、BoxからDropboxへの移行を検討するユーザーも少なくありません。では、BoxとDropboxを連携し、効率よくデータを移行するにはどうすればよいのでしょうか。

BoxからDropboxへの移行におすすめのツール

BoxからDropboxへの移行ツールとしておすすめなのが、MultCloudです。MultCloudは、複数のクラウドストレージを一元管理できるクラウド管理サービスです。1つの画面からクラウド間の転送・同期・バックアップを行えるため、手動でダウンロード・アップロードする必要がありません。

 

 

MultCloudの主な特徴

  • 30以上のクラウドサービスに対応:Google Drive、Dropbox、Dropbox Business、Box、Box Business、Google Workspace、iCloud Drive、iCloud写真、MEGA、pCloud、Amazon S3、FTP、NASなど、多数のクラウドサービスを追加できます。

  • クラウド間で直接データを移行:「クラウド転送」「クラウド同期」「クラウドバックアップ」などの機能により、クラウド間で直接ファイルを移動できます。PCへ一度保存する必要がないため、時間と手間を大幅に削減できます。

  • 柔軟な転送設定:用途に応じてフィルターによる対象ファイルの指定、スケジュールによる自動実行、メール通知などのような設定も可能です。

BoxからDropboxへ移行する2つの方法

ここでは、MultCloudを利用してBoxからDropboxへデータを移行する方法を紹介します。

ヒント:Dropbox無料プランでは利用できる容量が2GBです。移行前に不要なファイルを削除しておくと、容量不足を防げます。また、移行データが少ないほど転送時間も短縮できます。

方法 1:クラウド転送でBoxからDropboxへ移行

MultCloudの「クラウド転送」機能を利用すると、BoxからDropboxへの移行を数ステップで実行できます。

 

ステップ 1:MultCloudのアカウントを作成します。メールアドレスで新規登録するほか、Google、Apple、Facebookアカウントでもログインできます。

 

 

ステップ 2:BoxとDropboxをMultCloudへ追加します。MultCloudへログインし、「クラウドを追加」 で「Box」をクリックします。画面の案内に従って認証を行い、Boxアカウントを追加してください。続いて同じ手順でDropboxアカウントも追加します。 

 

 

ヒント:法人向け環境で利用する場合は、「Dropbox Business」を追加することで、Box BusinessからDropbox Businessへの移行にも対応できます。

ステップ 3:BoxからDropboxへの転送タスクを作成します。左側メニューの 「クラウド転送」 をクリックし、Boxを転送元として、Dropboxを転送先として指定します。

 

 

ステップ 4:設定が完了したら、「今すぐ転送」 をクリックします。これでBox内のファイルがDropboxへ直接移行されます。

 

ヒント

  • 移行開始前に、画面左下の「オプション」から、メール通知、フィルタ、転送完了後に元ファイルの削除などの設定を行えます。

  • また、「クラウド転送」ではスケジュール機能も利用できます。 
 

Google Chromeを利用している場合は、MultCloudのChrome拡張機能をインストールすることで、より快適に操作できます。

 

有料プランへアップグレードすると、高速転送(最大10スレッド)、より多くのデータ転送容量、フィルター機能、スケジュール機能などの機能も利用可能です。

 

特に大量のクラウドデータを扱う企業・法人ユーザーに適しています。なお、チーム管理者であれば、同じ手順でBox BusinessからDropbox Businessへの移行も実行できます。

方法 2:「コピー先」機能でBoxからDropboxへコピー

MultCloudの「コピー先」機能を利用すれば、少数のファイルをBoxからDropboxへ移行することもできます。以下の手順で簡単に実行できます。

 

ステップ 1:事前にMultCloudへBoxとDropboxの両方を追加しておきます。

 

ステップ 2:MultCloud上でBoxの画面を開き、Dropboxへ移行したいファイルやフォルダーを選択します。

 

ステップ 3:上部メニューから 「コピー先」 をクリックします。

 

移行先としてDropbox内の保存場所を選択し、「はい」をクリックすると、BoxのファイルがDropboxへコピーされます。

ヒント:「複数選択」を有効にすると、Boxのファイルを複数のクラウド上の保存先へ同時にコピーできます。

MultCloudでは、「クラウド転送」や「コピー先」以外にも、クラウド間での同期、ファイルコピー、名前変更、削除、リモートアップロード、共有などのような便利な機能を利用できます。WindowsのエクスプローラーやMacのFinderと同じような感覚で、複数のクラウドサービス上のファイルを管理できます。

従来の方法:BoxからDropboxへ手動で移行

サードパーティ製サービスを利用せずにBoxからDropboxへ移行したい場合は、従来の方法として「BoxからPCへダウンロードし、その後Dropboxへアップロードする」方法があります。この方法は、少数のファイルだけを移行する場合に適しています。

 

ステップ 1:WebブラウザでBoxを開き、アカウントへログインします。

 

ステップ 2:Dropboxへ移行したいファイルを選択します。ファイル上にカーソルを合わせ、「︙」ボタンをクリックし、「ダウンロード」を選択してPCへ保存します。

 
ステップ 3:ブラウザでDropboxへログインします。「アップロード」をクリックし、先ほどダウンロードしたファイルを選択します。 
 
 

手動移行の注意点:この方法は簡単ですが、大量のファイルを移行する場合には適していません。主なデメリットは以下のとおりです。

  • ファイル数が多いと時間がかかる

  • ダウンロードとアップロードを手動で行う必要がある

  • 安定したインターネット接続が必要

そのため、大量のデータをDropboxへBoxのデータ移行する場合は、より効率的なクラウド移行ツールの利用がおすすめです。

まとめ

BoxからDropboxへ移行する方法として、MultCloudを利用する方法と、手動でダウンロード・アップロードする方法があります。少数のファイルであれば、BoxからダウンロードしてDropboxへアップロードする従来の方法でも対応できます。しかし、大量のファイルや法人データを移行する場合、手動操作では時間がかかり、通信状況によって失敗する可能性があります。

 

一方、MultCloudを利用すれば、クラウド間で直接データを転送できるため、PCの保存容量を消費せず効率的に移行できます。また、BoxやDropbox以外にも30以上のクラウドサービスに対応しており、Google Drive間のデータ移行や、DropboxからOneDriveへの移行など、さまざまなクラウド間移行にも利用できます。用途に合わせた方法を選び、クラウドデータをより効率的に管理しましょう。