Googleドライブを他のアカウントにコピーしたい場合、どの方法を使えばよいのでしょうか。この記事では、Google Driveのファイルやフォルダを別アカウントへ移動・コピーするための7つの無料方法を紹介します。

 

Googleドライブの別アカウント共有、手動のダウンロードとアップロード、パソコン版ドライブ、そしてMultCloudを使ったクラウド間コピーなど、目的に合わせて使いやすい方法を選べます。大量のファイルを扱う場合や、ローカルPCを経由せずに移行したい場合は、MultCloudを使うと効率的です。

 

Googleドライブを他のアカウントにコピーする理由

Google Driveユーザーが、Googleドライブを他のアカウントに移動またはコピーしたい理由はさまざまです。よくある理由には、次のようなものがあります。

  • 古いGoogleアカウントから新しいGoogleアカウントへ切り替えたい

  • 別のGoogle Driveアカウントにより多くの空き容量がある

  • 重要なファイルのバックアップを別アカウントに保存したい

  • プロジェクト別、用途別にファイルを整理したい

  • 家族、友人、同僚へファイルを共有するだけでなく、相手

  • Google Driveにコピーとして保存したい

理由は異なっても、共通しているのは「Google Driveのファイルを別のアカウントへ安全に移したい」ということです。ここからは、Google Driveを別アカウントへ移動・コピーする具体的な方法を紹介します。

MultCloudでGoogle Driveを別アカウントへ直接コピーする4つの方法

Googleドライブを別アカウントへ直接コピーしたい場合、無料のクラウドファイル管理ツールであるMultCloudを使う方法があります。MultCloudは複数のクラウドアカウントを1つの画面で管理でき、クラウド間のファイル転送、同期、バックアップに対応しています。

 

 

MultCloudを使う主なメリットは次のとおりです。

  • 効率的:ダウンロードと再アップロードをせずに、クラウド間でファイルをコピー、同期、バックアップできます。

  • オンライン転送:パソコンを経由せず、Google Drive間でデータを直接移動できます。

  • スケジュールタスク:指定した時間に自動でクラウドデータを転送できます。

  • ファイルフィルター:特定の拡張子のファイルだけを移行できます。

  • 安定した転送:MultCloudのサーバー側で処理されるため、ローカルPCのネットワーク環境への依存を減らせます。

MultCloudでは、Googleドライブを他のアカウントにコピーする方法として、主に次の4つを利用できます。

 

事前準備

 

操作を始める前に、次の2点を確認してください。

 

1.移行先Google Driveの空き容量を確認する

 

コピー先のGoogle Driveに十分な空き容量がない場合、Google Driveのコピーや移行に失敗する可能性があります。特に写真、動画、プロジェクトファイルなど大容量データを扱う場合は、事前に容量を確認しましょう。

 

2.2つのGoogle DriveアカウントをMultCloudに追加する

 

MultCloudアカウントを作成し、「クラウドを追加」 からコピー元とコピー先のGoogle Driveアカウントをそれぞれ追加します。

 

 

準備が完了したら、以下の方法から目的に合うものを選んで操作を進めます。

方法 1:「コピー先」でGoogle Driveのファイルを別アカウントへコピー

「コピー先」は、Google Drive内のファイルを別アカウントへすばやくコピーしたい場合に便利な方法です。

 

ステップ 1:コピー元のGoogle Driveを開き、ファイル一覧からコピーしたいファイルを選択します。選択したファイルを右クリックし、「コピー先」を選択します。

 

 

ステップ 2:ポップアップ画面でコピー先のGoogle Driveを選択し、「OK」をクリックします。処理が完了するまで待ちます。

ヒント:複数のクラウドに同時コピーしたい場合は、画面下部の「複数選択」を有効にし、複数の保存先を選択できます。

方法 2:「クラウド同期」で2つのGoogle Driveアカウントを同期

Google Driveのファイルを別アカウントへ継続的に反映したい場合は、「クラウド同期」を使えます。Googleドライブを他のアカウントに移動するだけでなく、更新内容を同期したい場合にも向いています。

 

ステップ 1:左側メニューから 「クラウド同期」 をクリックします。

 

ステップ 2:一方のGoogle Driveを同期元、もう一方のGoogle Driveを同期先として設定します。

 

ステップ 3:「今すぐ同期」 をクリックし、Google Driveフォルダを別アカウントへ直接同期します。

 

 

ヒント
同期モードを設定しない場合、デフォルトでは通常同期になります。
「オプション」 では、リアルタイム同期、一方向同期、双方向同期などを選択できます。
一方向同期では、シンプル同期、ミラー同期、移動同期、フル同期など、さらに細かなモードを選べます。
「メール通知」を有効にすると、タスク完了後に通知メールを受け取れます。
「フィルタ」を使うと、特定の種類のファイルだけを別アカウントへ移行できます。
「スケジュール」 を設定すると、毎日、毎週、毎月など指定したタイミングでGoogle Drive間のコピーや同期を自動実行できます。 

 

 

方法 3:「クラウド転送」でGoogle Driveのファイルを別アカウントへ移動

Google Drive内のすべてのファイル、または特定のフォルダを別アカウントへまとめて移動したい場合は、「クラウド転送」を使えます。

 

Google Drive全体を別アカウントへ転送する手順

 

ステップ 1:左側メニューから 「クラウド転送」 をクリックします。

 

ステップ 2:転送元として元のGoogle Driveアカウント全体、または転送したいフォルダを選択します。転送先として別のGoogle Driveアカウントを選択します。

 

 

ステップ 3:「今すぐ転送」 をクリックし、Google Drive全体または選択したデータを別アカウントへ転送します。処理が完了するまで待ちます。

 

クラウド同期とクラウド転送では、次の設定も利用できます。

  • 「オプション」>「メール」から、転送完了通知を有効にできます。

  • 「オプション」>「フィルター」から、特定のファイルを含める、または除外できます。

  • 「スケジュール」を設定すると、Googleドライブを他のアカウントに自動コピーできます。

  • ファイルだけでなく、フォルダやGoogle Drive全体の同期・転送にも対応できます。

  • コピー後に元のGoogle Driveからファイルを削除したい場合は、「クラウド同期」の「一方向同期」>「移動同期」を選択するか、「クラウド転送」のオプションで「転送が完了すると、全てのソースファイルを削除します」を有効にします。

 

方法 4:「共有」でGoogle Driveのファイルを別アカウントへ渡す

Googleドライブを別アカウントで共有し、相手側のGoogle Driveへ保存してもらいたい場合は、MultCloudの 「共有」 機能も利用できます。写真、動画、資料などを友人や同僚に渡したい場合に便利です。

 

ステップ 1:共有する側と受け取る側の両方がMultCloudアカウントを作成し、それぞれのGoogle DriveアカウントをMultCloudに追加します。

 

ステップ 2:MultCloudでGoogle Driveを開き、共有したいファイルまたはフォルダを選択します。その後、 「共有」>「MultCloudで共有」 をクリックします。

 

ステップ 3:ポップアップ画面で共有モードを選択し、「共有を作成」をクリックします。ここでは、公開共有、非公開共有、ソース共有を選択できます。

  • 公開共有:リンクを取得したユーザーなら誰でも共有内容を確認できます。

  • 非公開共有:リンクとパスワードを送信した相手だけが共有内容を確認できます。

  • ソース共有:受信者がリンクを開くと、共有内容がGoogle Driveの「共有アイテム」に直接表示されます。

 

共有を使わずにGoogle Driveのファイルを別アカウントへ移したい場合は、「クラウド同期」「クラウド転送」「コピー先」を使うと、より直接的に移行できます。

Google Driveを別アカウントへコピーする3つの従来方法

ここまで、MultCloudを使ってGoogle Driveを別アカウントへ移動・コピーする方法を紹介しました。ここからは、Google Driveの標準機能やデスクトップアプリを使う従来方法を紹介します。

方法 1:ダウンロードとアップロードでGoogle Driveを別アカウントへ移行

最も一般的な方法は、コピー元のGoogle DriveからファイルをローカルPCにダウンロードし、コピー先のGoogle Driveへアップロードする方法です。

 

ステップ 1:コピー元のGoogle Driveアカウントにログインし、移行したいファイルを選択してローカルストレージへダウンロードします。

 
ステップ 2:コピー先のGoogle Driveアカウントにログインし、ダウンロードしたファイルをローカルデバイスからアップロードします。 
 
 

制限
ダウンロードとアップロードの両方が必要なため、時間がかかります。
ローカルストレージ、帯域幅、PCのリソースを消費します。
複数のファイルを一度だけコピーする場合には使えますが、大量ファイルや継続的な移行には向いていません。

方法 2:「共有」+「コピーを作成」を使う

ダウンロードとアップロードより手間を減らしたい場合は、Google Driveの共有機能と「コピーを作成」を組み合わせる方法があります。ただし、操作はやや複雑です。

 

ステップ 1:ブラウザでコピー元のGoogle Driveアカウントにログインします。

 

ステップ 2:コピーしたいファイルまたはフォルダを選択し、右クリックして「共有」を選択します。

 

ステップ 3:コピー先のGoogle Driveアカウント情報を入力し、そのアカウントの権限を「編集者」に設定します。

 

ステップ 4:コピー先のGoogle Driveアカウントにログインし、「共有アイテム」から共有されたファイルまたはフォルダを確認します。対象を選択して右クリックし、「コピーを作成」を選択します。その後、必要に応じて保存場所を移動し、ファイル名を変更します。

 

ヒント:Google Driveでは、フォルダ自体を直接コピーできない場合があります。その場合は、フォルダを開いて中のファイルを選択し、内容をコピーする必要があります。

制限:この方法は、Googleドライブを別アカウントで共有してから間接的にコピーする方法です。共有せずにGoogle Driveを別アカウントへ移動したい場合や、大量のフォルダを扱う場合には効率的とはいえません。

方法 3:パソコン版ドライブを使う

パソコン版ドライブを使っている場合、クラウドのファイルをローカルPCに同期し、その後別のGoogle Driveアカウントへコピーすることもできます。

 

ステップ 1:パソコン版ドライブを開き、コピー元とコピー先のGoogle Driveアカウントにログインします。

 

ヒント:Google Drive for desktopでは、最大4つのGoogleアカウントにログインできます。

ステップ 2:エクスプローラーまたはFinderで、コピー元とコピー先それぞれのGoogle Driveフォルダを開きます。

 

ステップ 3:コピー元Google Driveフォルダ内のファイルをCtrl+Cでコピーし、コピー先Google DriveフォルダへCtrl+Vで貼り付けます。

 

ステップ 4:ローカルPCを経由して、Google Driveのファイルが別アカウントへコピーされます。

 

一度きりのバックアップで、今後ローカルからコピー先Google Driveへ継続的に同期したくない場合は、作業完了後に不要なアカウントからサインアウトします。

制限:この方法でも、実際にはダウンロードとアップロードが発生します。そのため、ローカルPCの空き容量を消費し、大量のファイルを移行する場合は時間がかかります。Google Driveを別アカウントへ移動するデータ量が多い場合は、クラウド間で直接処理できる方法を検討したほうが効率的です。

よくある質問

1. Google Driveから別の場所へコピーできるファイル形式は?

 

ドキュメント、画像、動画など、さまざまなファイル形式をコピーできます。Google Driveは多くの一般的なファイル形式に対応しているため、通常のファイル移行であれば問題なく扱えます。

 

2. Google Driveのフォルダ構造を維持したままコピーできる?

 

多くのコピー方法では、フォルダ構造を保持したまま移行できます。ただし、方法によってはフォルダを直接コピーできない場合があります。利用するツールや操作方法がフォルダ構造の保持に対応しているか、事前に確認しましょう。

 

3. Google Driveから別アカウントへのファイル転送をスケジュールできる?

 

はい。一部のサードパーティサービスや同期ツールでは、ファイル転送をスケジュールできます。たとえばMultCloudの「スケジュール」機能を使えば、毎日、毎週、毎月など指定したタイミングでGoogle Driveのファイルを別アカウントへ自動転送できます。

 

4. Google Driveのファイルを外付けHDDやDropboxなど別のクラウドにもコピーできる?

 

はい。Google Driveのファイルは、外付けHDDやDropboxなど別のクラウドストレージへコピーできます。手動でダウンロードして外付けHDDに保存する方法もありますが、クラウドサービス間で移行したい場合は、MultCloudのようなクラウド管理ツールを使うと操作しやすくなります。

まとめ

この記事では、Googleドライブを他のアカウントにコピーする7つの方法を紹介しました。MultCloudを使った「コピー先」「クラウド同期」「クラウド転送」「共有」の4つの方法に加え、ダウンロードとアップロード、「共有」+「コピーを作成」、Google Drive for desktopを使う従来方法も利用できます。

 

少量のファイルを一度だけ移すなら、Googleドライブを別アカウントで共有してコピーを作成する方法や、手動でダウンロード・アップロードする方法でも対応できます。ただし、大量のファイルやフォルダを扱う場合、ローカルストレージやネットワークの負担が大きくなります。

 

Google Driveを別アカウントへ移動したい、またはGoogleドライブを他のアカウントに移動しながら自動化もしたい場合は、MultCloudの「クラウド転送」や「クラウド同期」を使うと便利です。ファイルをローカルPCへ保存せず、Google Drive間で直接コピー・移行できるため、複数のGoogle Driveアカウントを管理する作業を効率化できます。

 

さらに、MultCloudではGoogle Drive間のコピーだけでなく、Google Photos、Dropbox、OneDriveなど他のクラウドサービスへの移行や、複数のGoogle Driveアカウントの一元管理にも対応しています。ファイルの作成、削除、コピー、切り取り、貼り付け、共有、URLからのリモートアップロードなども1つの画面で操作できるため、クラウドデータをまとめて管理したい場合にも役立ちます。