『CURED』ゾンビ·パンデミック終焉後の世界。

人間をゾンビ化するメイズウイルスから、回復した人達の物語。
病気は治っても、人を噛み殺した記憶は消えずにPTSDになっていくし、人々は元感染者の回復者を差別するし。
その差別から暴力的になる回復者も出てくるし。
ゾンビの会話シーンは、『ウォームボディ』っぽいんだけど、『ウォームボディ』はコメディ。こっちは、シリアスなホラー。
『ウォームボディ』も回復者のストーリーだったけど、こっちは、かなりリアル。
コロナ感染で差別される現実。
黒人差別から暴力的になる現実。
いろんな現実がギュッと詰め込まれた映画。
ミニシアターって、やっぱりいい。
i人MAXで、ハーレークィン。
コロナが飛沫感染なら、映画館は安全な環境だと言う勝手な分析で、iMAX『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』ど真ん中の席を予約。
先週『ミッドサマーR18』で、すでに予約してた客と2席空けて予約したら、その2席に座ってきた女子大生風のバカがいた。
そのバカのおかげで、劇場スタッフに言って、席を変えてもらった。
今回も、隣に誰か来るかぁ~と、不安にしてたら、誰も入ってこない。
上映前に係員が入り口に立って、上映時に他の客が入れないようにする。
407席の劇場で、観客は俺1人。
初の1人上映。それがiMAXだとは(◎-◎;)
映画は、ヒロイン達がちょっと年配過ぎ。
何だか、オバサン達のアクションって感じが、ちょっと痛々しい。
メアリー·エリザベス·ウィンステッドも「ファイナルデッドコースター」や「スコット·ピルグリムVS邪悪な元カレ軍団」では可愛いかったのに。
でもマーゴット·ロビーのアクションはこのDC·ユニバースでは異色なほどかっこいい。
カッコいいけど、オバサンってのが痛々しい。
でも、1人観賞だから、時々立ち上がったり、「スッゲーー」って声だしたり。
人生初の、アトラクションのような映画の楽しみ方をしてしまった。
映画って、こんな楽しみ方もあるんだ。



