超日常 -6ページ目

ルカ.マリネッリの「マーティン·エデン」


『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』のジンガロ役で、スッゲー俳優がイタリアにいるぞ!
と思ってたら、ヴェネチア国際映画祭で「ジョーカー」のホワキン·フェニックスを抑えて男優賞を受賞。
そんな、ルカ.マリネッリの「マーティン·エデン」
ルキノ·ヴィスコンティ以外のイタリア映画観たのは、「ジーク」とこの映画ぐらい。
ともかく、ルカ.マリネッリの演技が圧倒的。
存在だけで映画になる。と言うか、存在している事で映画が成立してしまう。と言うか。
蝋燭の炎に手をかざしてポエムを詠むシーンとか、狂暴な知性が炸裂するし。
頭の中心をぶん殴られるような映画。

テネットTENET


職場の人から「とにかく謎過ぎる」って言われて、iMAXで鑑賞。
逆行の現場に出るシーンから、頭は(?_?)
順行と逆行が同時進行する挟み撃ちと、過去と未来が挟み撃ちする、二重構造まではわかったけど、細かい事がさっぱり解らん。

それより、ロバート·パティントンが「トワイライト」のにーちゃんで、バットマンとか無いわー。
って、思ってたけど、この映画の撮影中にバットマンのオーディション受けてたって事が納得するぐらい、ブルース·ウェインっぽい。


iMAX「ダークナイト」

amebaブログの最初の書き込みが「ダークナイト」。
2008年8月15日の「ダークナイト」から、ブログ始めた。
そして、今日。C.ノーランの観せたかった、iMAX版。DVDは観てたけど12年ぶりの劇場での「ダークナイト」それもiMAX。


ヒーロー映画の在り方を大きく変えた、エピック映画。
この映画が無ければ、ルッソ兄弟のアベンジャーズも無かったと、常々思ってる。

ゴッサムシティが現実の都市として、背景になった中での、ジョーカーとバットマン。
それが浮かずに成立するバランス。
「バットマンビギンズ」がコミックの実写化の、コミック寄りの実写で有ったのに対して、これは現実の世界にジョーカーとバットマンを置いた実写。

でも、公開から12年。
ヒース・レジャーも藤原啓治氏も。
慎んでお悔やみを。