よつば🍀です。
訪問いただきありがとうございます。

ここ最近、行政書士の仕事の実態を理解するために、図書館で参考になりそうな本を借りております。

直近では、若い行政書士が様々な難題に挑戦することを通じて、行政書士としての生き方や成長を描く澤田尚美さんの小説『行政書士の花道』を読みました。

士業系の小説では、以前に『見習い社労士綾花の事件日誌』を読みましたが、開業実務をテーマとして、ヒロインが多くの人と関わり、困難を乗り越え成長していく姿を描くという構成は類似しています。

士業をモデルにした小説は、法律や制度などのややこしい話をいかにかみ砕いて誰にでも分かるように伝えられるかが1つのポイントになると思います。

今回テーマとして取り上げられた実務は「建設業許可申請」「外国人在留資格審査申請」「公正証書遺言の作成」「風俗営業許可申請」「離婚に関する公正証書の作成」「技術系補助金の申請」でした。

全体的に、あまり細かい法律解説にもっていかず、登場人物の個性もよく描かれており、肩の力を抜いて気楽に読むことができました。

その中で、営業許認可申請、外国人在留資格審査申請、公正証書作成など、簡単にはいかないケースも多々あることもわかりましたので、行政書士実務の外形を知る上で良い本だと思いました。


行政書士が取扱う業務のうち、私が今後学んでいきたい分野は、外国人在留資格公正証書遺言です。

外国人在留資格は、現在の人事部における業務(外国人労働者の雇用手続き)との関連性が強く、すぐに実務に役に立つ分野です。

一方で公正証書遺言は、もう少し先の話になります。

私は、今後高齢化が進む地域社会において、社労士として高齢者や障がい者を支える役割を担いたいと思っております。

その中で、1つのオプションとして成年後見や遺言書の作成なども手掛けていくことができるかもしれないなと、本書を読んでいてアイデアが浮かびました。

まだまったく具体的な段階にはありませんが、社労士支部の先輩の中でそういった活動をされている方もいらっしゃいますので、近いうちにお話しを伺ってみようと思いますニコニコ

本日もお立ち寄りいただきありがとうございました。