よつば🍀です。
訪問いただきありがとうございます。
私は今の会社で約28年働いており、人事部でもそこそこ長くなってきましたので、たまに部下や後輩などから職場の人間関係に関する相談を受けることがあります。
ここ一ヶ月でも、そのような相談が2件ありました。
うち1件は、パワハラに関する深刻な内容だったため、すぐに面談を行い、詳しい話を聞きました。
私はこの5年間でこのような面談を何度も経験してきましたので、その対応について、「型」のようなものが身についてきたように思います。
(少なくとも、慌てることは少なくなりました。)
あまりニーズがあるかどうか分かりませんが、数回に分けて、そのあたりのお話しをしていきたいと思います。
相談を受けたとき
まず前提として、相談者は、相談するかどうか悩みに悩んだ末に、勇気を振り絞って人事部に相談してくるケースが多いです。
既に上司に相談しているが適切に対応してもらえず、逆に加害者を庇う趣旨の発言をされたなどは、珍しいことではありません。
つまり、人事部に相談がくる時点で、多くの場合は初動対応に何らかの問題が生じている訳です。
この認識をしっかりと持つことが重要だと考えます。
私も普段は給与チームの仕事をしていますので、給与計算期間などは余裕がありませんが、上述した点を踏まえ、できる限り真摯な姿勢で面談に臨みます。
最初は「たいした話ではないのですが…」というスタンスで相談に来る方もいますが、これも鵜呑みにはしません。
話を聞いてみると、かなり深刻なケースもあるからです。
相談者の立場に立つと、勇気を振り絞って相談したのに真剣に取り合ってもらえなかったときの組織に対する失望感、不信感は相当なものであると推察します。
相談員としては絶対にやってはいけないことなので、相手が誰であれ、まずは真摯な姿勢で、心を整えて面談に臨むということになります。
次回に続きます。
本日もお立ち寄りいただきありがとうございました。