よつば🍀です。
訪問いただきありがとうございます。

私は、管理職としてやっていくために、本格的にビジネスコーチングを学ぶことを今年の目標として、現在講座を受講しています。

講義は月1ですが、次の講義までに課題(宿題)が出され、その中のひとつにコーチングの自主トレというものがあります。

これは一人ではできませんので、誰かに協力してもらって練習する必要があります。

本日は、コーチングの自主トレとはどのようなものか、これまでの振り返りも兼ねて、少し綴ってみたいと思います。


テーマ「キャリア形成について」
(コーチ役A=私、相談者役B)

A「本日はどのようなご相談でしょうか」

B「はい。職場での今後のキャリアをどうしていくべきか、悩んでおりまして。」

A「ご自身の社内でのキャリアについてのご相談ですね。具体的にお聞かせいただけますか。」

B「私は、前職での経験を活かし、人事制度を作ったり、社員教育に関する業務に携わっていきたいと思っています。そのために、現在キャリアコンサルタントの通学講座にも通っているんです。しかし、先日希望とは異なる部署に回されてしまいました。自分としてはずっと希望を伝えてきたのに、なぜこのタイミングで?と疑問に思っているんです。」

A「なるほど。能力開発系のお仕事をしたくて希望を伝え、キャリアコンサルタントの講座にも通い始めたのに、希望と異なる部署に配置換になってしまったのですね。それは確かになぜ?って聞きたくなりますよね。そのことは誰かに相談してみたのですか?」

B「ええ、異動を伝えられたときに上司に聞いてみたのですが、上司もよく分からないらしく、明確な説明はありませんでした。」

A「説明はありませんでしたか。ところで、先ほどBさんは能力開発系の部署にいきたいとおっしゃいましたが、今後専門職、スペシャリストとして進んでいきたいのですか?それとも総合職の道を目指したいですか?」

B「そうですね、今はスペシャリストの方に興味があります。」

A「人事制度や能力開発の仕事に専門的に携わっていきたいのですね。貴社には専門職に進む道は制度として用意されているのですか?」

B「それが、明確にこれといった制度はないんです…」

A「意志を伝えたり、希望を出す制度などもありませんか?」

B「一応申告書というものはあって、そこには希望を書いているのですが、あまり希望が叶ったという話は聞きません。」

A「なるほど、書いたからといって必ず希望が通る訳ではないと。他にはどうでしょうか?例えば、希望する部署の担当者に直接話を聞いたりしてアピールしてみるとか。」

B「そうですね…まだ聞いてはいませんが、おそらく難しいんじゃないかなと思います。」

A「難しそうなのですね。それでは、ちょっと視点を変えて、Bさんの今後のキャリアを見据えつつ、今後具体的に取り組みたいと思っていること、あるいは既に取り組んでいることはありますか?」

B「はい、まずは今の部署の仕事を覚えて、部下指導などもできるように早く一人前になりたいです。それから、先ほどお伝えしたことですが、キャリアコンサルタントの資格も取りたいですね。」

A「今の部署で一人前になるために業務を習得しつつ、国家資格も取る、かなり大変だと思いますが、目標が高くて素晴らしいですね。しっかり結果を出して、具体的に取り組みたいことなども示してアピールすれば、チャンスを掴めるかもしれませんね。」

B「そうですね。もやもやしていましたが、少し頭の中が整理できたような気がします。」

A「それは良かったです。それから、これはあくまで私個人の経験からですが、少しお話してもよいでしょうか。」

B「はい、お願いします。」

A「どんな部署でも、人を育てるためにできることはあると思います。例えばBさんがやろうとしている部下指導も大切な能力開発であり、キャリアコンサルタントの知識や技能も必ず役に立つと思います。また、将来管理者になれば、人と組織をマネジメントすることが任務の中心になっていきますので、更にできることは広がると思います。」

B「確かにそうですね。」

A「Bさんが今後のキャリアを考えていくうえで何かのヒントになれば幸いです。それではそろそろお時間ですが、まずは今の仕事の習得と資格取得、頑張れそうですか?」

B「はい、時間のやりくりが大変ですが、できると思います。」

A「私も応援しています。それでは、来月また進捗などをお聞かせくださいね。」


フィクションも入っていますし、だいぶ端折りましたが、一回のセッションが15〜20分前後で、このような感じで1on1のロールプレイングをしています。

話を聞いていると、つい色々とアドバイスしたくなってしまいますが、そこはグッと我慢して、今は、とにかく傾聴と質問をしながら話を進めていく練習です。

なかなか思うように進むことは少ないですが、まずは、数をこなしながら1on1に慣れることが当面の目標ですニコニコ

本日もお立ち寄りいただきありがとうございました。