よつば🍀です。
訪問いただきありがとうございます。
私の所属する組織では、ようやく来年度の新卒採用試験が終わりました。
今回は私も選考に携わりましたので、新しい仲間が加わることを大変待ち遠しく思っております
ところで、選考結果を見ると、一次面接で高評価だった応募者が、続く面接で結果を出せず、低評価で選考から外れてしまうケースが散見されます。
高評価を付けた者(←私)からすると、不思議な気持ちがするものです。
面接官も人間ですから、価値観の違いがあるのは当然ですが、それにしても、この落差は一体なぜ??と評価シートに目を通すと…
「質問の意図を理解できていない」
思わず、「う〜ん」と唸ってしまいます。
応募者の対応力などを見るために、あえて答えにくい質問をするというのはよく聞きます。
その場合、面接官も難しい質問だと自覚しているので、「質問の意図を理解できていない」というコメントは書かないように思うのです。
そうすると、「質問の意図を理解できていない」は、換言すると「頭が悪い」と言っているように思えてしまいます
しかしながら、その応募者は、一次面接も含め、既に複数の選考を突破してそこにおり、学歴も決して低くありません。
客観的にみれば、質問の意図も理解できない人物ならば、高評価はおろか、もっと前の段階で選考から外れているでしょう。
そう考えると、まったく違った推論が頭に浮かびます。
あなた、応募者に一体どんな質問をしたんですか??
新卒の学生相手に難しい質問をしても、実務経験もありませんので、大抵はたいした答えは出てきません。
コーチングの世界に、「相手の反応は自分のコミュニケーションが作り出した結果である。」という考え方があります。
相手が「質問の意図を理解できていない」ならば、自分のコミュニケーションのとり方が悪いと考えるのです。
もし無意味な問答をして、「質問の意図を理解できていない」という理由で貴重な人材を落としたとしたら、大変嘆かわしいことです。
私としては、面接ではまず第一に人間性(真摯さ、誠実さ)を見たいので、小難しい質問をして謎のコメントで落とすのは勘弁してほしいなあ…というお話し(愚痴)でした。
本日もお立ち寄りいただきありがとうございました。