ジャニーズ問題で、東山紀之が引退した。

ジャニーズ忖度無い状態の今こそ、本当の「必殺仕事人」を作ってくれ!テレ朝!

 

必殺仕事人のコンテンツ具合

・主役級以外は、仕事人を変える事でゲスト出演もできる。

・何か一つでバズリそう。

・音楽がかっこいい。

・バラエティやコントにも落としやすい。

・特徴ある様々なキャラがいるので、IPとして優秀ではないか。

テレビが狙っている層

昨今、テレビが狙っている層はあきらかに昭和世代のような気がする。

令和VS昭和、ふてほど、音楽番組も昭和のPOPS多い・・・

なぜなら令和世代はテレビではなくネットやネトフリに行っちゃっているので。

バラエティも今じゃ「水曜日のダウンタウン」位しか面白くない。

むしろ、佐久間さんがやってるyoutubeの「ノブロックTV」などはバカ笑いしてしまうほど。

今の30代後半~60代というのは、リビングにテレビがあって、お父さんが時代劇を見ていた時代。

時代劇に関しては、耐性もあり、流行ればはやるコンテンツかと思われる。

その中でも人気のあった「必殺仕事人」は、昭和世代を取り込むにはいいコンテンツと思われる。

 

東山さんの必殺仕事人が失敗した理由

テレビ局とジャニーズとのからみで配役が決まってしまったのかもしれないが、
「東山紀之が純粋にかっこよすぎるから」と言える。
東山紀之は、まず「昼行燈」に見えない。
普段からかっこいい。そして、殺し方も剣客みたいな殺し方でスマートな殺し方である。

まず「主人公が東山紀之で殺し方もスマート」。この部分で多くの仕事人ファンは、見なくなった。
「こんなの仕事人じゃねぇ」って。
 
事実、私の職場の女性も仕事人好きで、現在の再放送なんてのも見てるくらいだが、東山仕事人は見てない。
 
八丁堀の殺し方はスマートであってはいけないのです。
剣の達人であっても、剣客のような殺し方ではなく、泥臭い殺し方をし、決め台詞。
これが必殺仕事人ファンの殺しのシーンの締めだったはずです。
 
申し訳ないが、主役は、「バイプレイヤーズ」に出てくるような「おっさん」じゃないと務まらないと思っています。
 
主人公において、もともとの「必殺仕事人」ファンを取り込めなかった事。
ここが最大の敗因かも。
 

その他の失敗

知念くんのように未だに「殺し」の型が決まっていない仕事人がいたり、「殺し」の方にインパクトや特徴が無かったりと
「殺し」のかっこよさが無い仕事人が多い。
 
今の松岡くん位ではないか?
 
必殺仕事人最強時代の主水、秀、竜、おりくの時代は、一人ひとりキャラ立ちしていたはず。
 
昭和世代に「結局昔の方がいいな」と思わせてしまったことも敗因。
 
「昔とは違うが、これはこれでいいな」と思わせなければならなかった。
 

必殺仕事人を良コンテンツにするには

仕切り直しという事で、連ドラから出発する。

または、

SP番組ー->連ドラでも構わない。

どちらにしてもSP番組だけでは、折角のコンテンツを良質化できずもったいない。
 

昭和世代を取り込む

主人公は「おっさん」の昼行燈。
まずここだけで、一発目は、仕事人ファンは確実にみる。
 
「殺し」は、一人ひとり型にはまった「殺し」があるようにする事!
 
必ず「紐系」は入れる事!
 
昭和世代が見て、「これぞ必殺仕事人」と思われるものを仕切り直しの第1話にしてもらいたい。
 

配役

主人公が「おっさん」なので、引っ張ってくるのは昭和世代の仕事人ファンだけとなる。
それゆえ、他の仕事人は、視聴率を持っていたり、ファンを持っている人にする。
それもあってもジャニーズ起用だったかもですが、ジャニーズやTOBE系は、一人だけにした方が良い。
 

配役変更

12話だとすると3話か4話ごとに新しい仕事人と交代する。
交代時は誰か出演するかは告知せずシルエットだけにして、期待感をあおり視聴につなげる。
または、最初から登場人物を増やしておき、「こいつも仕事人だったか・・・」のような感じでもいいかと。
 

考察要素

昨今のドラマでは、1話完結で最後まで行くのは難しく、SNSをはじめ考察が生じるストーリーで有る事が
必要。
なので連ドラ化の場合は、「最大の悪」がいるのは分かっているが、それが誰なのか分からない。や、
最初に不可解な事件があり、徐々に謎が深まって解決していく形でもいい。
要は、考察要素があるストーリーだけど、基本は、「1話完結」という形式。平成仮面ライダーシリーズが結構そんな感じなので、テレ朝も慣れているのではないか?と思う。
VIVANTのように登場人物は見せても誰が仕事人か不明な感じの方が期待感もある。
別に今までのように現代の世相を入れる必要はないと感じる。むしろストーリー。
 

第3勢力

仕事人シリーズでも時々出てきます。
「偽仕事人」や「別の仕事人」など。
主人公チーム、悪党、悪党側の第3勢力、中間の第3勢力といった形でストーリーを組むと深みのあるストーリーとなり、考察要素も増えそうな感じです。
 
 

まとめ

必殺仕事人というある意味IPとストーリー、配役を本気でやれば、昭和世代だけでなく様々な世代・人種に愛されると感じる。
武士・忍者・着物など外人が好きな要素は、時代劇の中に詰まっている為、国際的コンテンツになる可能性は捨てきれない。
また、韓国ドラマでも時代劇があるように、決して時代劇だからダメなわけではなく、やはりストーリーと配役で昭和世代以外も取り込めるはず。
 
とりあえず前回は、松下奈緒さん良かった!