守屋山:長野県諏訪市、伊那市1月22日、長野県伊那市高遠町の守屋山登山口駐車場です。前回の蓼科山の翌々日ながら「週末にかけて警報級の大雪」の予報がハズレて分杭峠まで来ましたがようやく登山道に雪で、ここから本格的な登りになるので滑り止めにチェーンスパイクをしてといっても、歩くところだけが雪と溶けた雪が凍った状態なので雪景色はありませんねぇ。ガスもでてきちゃった。守屋山東峰に着いたけど、もう周辺はガスって景色はなんにも観えません守屋神社の奥宮に供えられた弓、鎌と丸石この奥宮の石祠、頑丈な鉄檻に入っていますが、その昔守屋山周辺の村の人々日照りが続くと雨乞いをお祈りするのですがそれでも雨が降らないと奥宮の石祠を崖から落としたり「嫌がらせ」をして神様を怒らせて雨を降らせたのだとか。それを防止するための鉄檻だそうで😅まぁまぁそれは昔むかしの話だんべと思いきや、平成14年の夏に麓の箕輪町の町長、役場職員が雨乞いに登ったらしく(公務?なんだろうねぇ)電気自動車が走り人工衛星が宇宙を飛び回る現在でもこのような雨乞い信仰が現役だなんて、なんかホッとする。雪は少ないけど清冽な空気を深呼吸しながら西峰に到着しました。360度グルリのパノラマで知られる守屋山ですがこの日はガスでなにも見えず登山アルアルの「降りてくると晴れ」でした😅駐車場の横はソーラー発電所山登りしていると、こんなところに?と思う忽然さを味わうこともありますが、何年か後の渇水の夏の日にも町長さんが役場職員を引き連れて雨乞い登山にこの横を歩いていくさまを想像すると、人間やっぱりお天道様にはかなわないんだなぁ。