国立劇場が閉場して

(先行きを決めてから閉場して欲しかった)


北千住で文楽公演が行われるようになりました。
アクセスの良い駅から直接入れる劇場です。

この日は昼に孫のお散歩係をして、夕方から北千住で襲名公演のトークイベントに参加します。
歌舞伎仲間さんも行くと聞いたので、
最近彼女が見つけた江戸前のお寿司屋さんで待ち合わせ、カニの甲羅盛り、つぶ貝の煮物



他にレディースセットで

海鮮サラダ、茶碗蒸し、にぎり、甘エビの味噌汁



リーズナブルで美味しかった!

お腹いっぱいで


丸井の11階 シアター1010

豊竹若太夫さんのトークショーへ


会場はこじんまりしていますが音響も良く、

文楽にぴったりの劇場でした。

大夫さんが載る回り舞台も追加されていて

ここが新しい文楽のベース基地になって欲しいです。




この日も豪雨予想でしたので、セオアルファをブーツで短めに着ています。


開演前に記念写真サービスしてくださいました

若太夫丈と

この日は15cmぐらい膝折って小さくしてみました。


翌日から初日が開けるので

襲名演目の解説や見どころなどお聞きできて楽しかったです。大夫さん達は北千住の飲み屋街が気に入ったみたいです。国立劇場は皇居と最高裁判所の隣だと終わっても地下鉄でホテルに帰るだけだったけど、大阪の文楽劇場は隣がラブホで歓楽外に近い、本来賑やかな界隈に劇場があったので、ここは居酒屋が沢山ある。と、いつか飲み屋でお会いしたいものです。


行き帰りは着物でしたが、着物の下に

ベトナムで作った麻ブラウスとスカートを着ていて

ベビーのお世話はこれでしてました。


この日は夜の習い事も行ったので、脱いだらしわしわになってました。

この麻しっかりしているので素肌に着て帯で締めると

ちょっと肌が痛いかも、短時間なら平気ですが


そして翌日、この日もベビーのところに差し入れをして

少し遊んでからの 文楽公演初日

襲名の口上もあって華やかでした

今回は初めての演目ばかりなので新鮮です

11歳の子供がお家の犠牲になる辛い話を情感たっぷりに語ります。人形は勘十郎さん

見応えたっぷりなのに私に睡魔が!疲れたのかしら


気を取りなおして


この後の

近頃河原の縦引き こちらもお初演目

心中物なのですが、脇役が面白い

目の悪い母が三味線の師匠で、ツレ引で通い弟子と練習

する処からこの時三味線が2本で

人形の三味線とリンクする

そして心中しようとする二人を説得する兄の仕事が猿回しでなのです。

劇中、お茶を入れたりご飯を炊いたり良く動くのです。

最後は死なずに逃げ延びてくれよと

猿回しで二人を送り出す。小さな猿が見ものです。


次は電車で30分

歌舞伎座 夜の部へ


あ、歌舞伎も先代萩でこちらも息子を殿の為に犠牲する話しで、文楽の和田合戦と被ります。ちょっと辛いな〜

菊之助の正岡は初めて見ます。丁寧に演じられる厳しい母と空腹に耐える子供

丑之助くん上手になって、健気さで見ていて辛いわ

乳母正岡の着物が紅く輝く、衣装も文楽と同じなんです

何か意味があるのでしょうか

團菊祭だけど、海老蔵が出たのは花道のすっぽんからのひっこみだけ、蝋燭のつらかりでゆっくり進む彼を東席からずっと双眼鏡で追いました。「この席にしてあたりでしたね」とお隣と話しました。


次の演目では彌十郎さんと新悟君がガチの親子共演でした。こちらも初めてみたような


この日は朝から涼しいので厚めの単に紗の羽織り

この着物でお散歩も行きました。

画像は2階東ですが、この日は3階東席を取りました。


文楽の初日なので、お客さまが来るようにと

蜘蛛の巣帯、烏揚羽の自作帯留め



アンティークガラスの羽織り紐

チケットを同じ日に二枚とってしまい。13時間着たので胃が疲れました。食事しても消化がしんどいのでしょうか?


羽織り紐金具も家で自作してみました

最近パーツ高いので(汗)

右のが自作、シルバーです。

家のバーナーでもなませるので

いくつか作ってみましょう。