週末、目黒の時代布池田さんへ

振袖に心が弾みます。


お正月の帯を探しに行きました。

クリスマスぽい松笠も素敵でした


池田さんで柄八掛用に古布をいただいたので、胴抜き仕立てにタップリ使えてとて良かったとご報告しました。

元は、男物の中着だったのか?袖にも全面につけられました。

この日は亀甲の紬にモリスの手作り帯


帯留めはフクロウ

この帯も池田さんの更紗帯に憧れて作ったもの

モリスのオリジナルも木版の技法で染められているので、プリントの生地にもその名残が残り、自作の帯では唯一長くつかっています。




店主の由紀子さんがいつも素敵なのでこの日も一緒に撮って頂きました。


今日の絣は茶の色が青い光沢を持つ池田重子さんの愛蔵品、存在感があります。その青さに合わせて、弓浜の道行?に絞りの半襟。いつも颯爽とお仕事されている姿がかっこいいのです。

この時私はちょとカジュアルな半襟にニットのショールでした。これから銀座に行くのにちょっと普段着ぽかったと言ったら、なんと絞りの半襟を下さって、スタッフさんが着物を着たまま襟をテープで止めて被せてくださいました。帰るまで大丈夫でした。そして暖かい襟でした。
更に新品のカシミア刺繍ショールを見せてもらって、羽織って見たら一気に夜のお出かけモードに

値段もお手頃で、迷わずこれを頂きました。


普段着光沢の少ない紬が多いので、こうゆうショールがこれからの季節は重宝と思いました。


銀座に移動して、骨董のゆかりさんに行ってから、きもの浪漫に行こうと思ったら、ゆかりさんだけでタイムアップでした。


歌舞伎座の第3部は


先ず、七之助、松緑の吉野山、

今年は鞍馬寺で義経の展示を見て、吉野山にも旅をしたので、より興味深く観劇できました。


二、信濃路紅葉鬼揃
板羽目もの舞踊です。鬼の玉三郎に、若手が5人付きます。数年前に見た5人道成寺のようかなと思いましたが、能の動きを取り入れたので全く違う印象でした。
玉三郎の能衣装が素晴らしく何度も双眼鏡で見ちゃいました。七之助が維茂(これもち)役で凛々しく登場
あゝ立役合うな〜と思うのです。奇しくも翌日のテレビドラマ、「中村仲蔵出世階段」で女形で出た彼が、将来は立役もやりたいと(セリフですが)言っていたのにドキ!としました。それにしても片膝で座ったままの七之助の時間が長くて辛くない?て心配したり
舞踊が2幕続くので、ちょっと?!と思いましたが、
鬼役で出てくる若手の緊張感が凄くてハラハラして見てました。それにしても花道の出の時の玉三郎と若手の足運びが、あんなに違うものかと足ばかり見ていました。

本題とは違う見所に気を取られつつも、華やかな舞台でした。でも今年最後の玉三郎が鬼の隈取なのは残念かも。