石留め金具の続き
前に市販の金具や、百均のコード留め具を使って、帯留め留め具がわりにしたことがあるのですが、
電車移動の時混雑の中を通ると、帯留め本体が紛失!!ということが3回ありました。
3回目からは流石に(シルバーのBOWIEロゴだった)
何のために彫金やっているのだ!と自分を戒めて、
帯留め金具を注意して作るようになりました。
基本はろう付け、カシメや爪留め
接着剤は必ず2液性のガラス金属用
接着剤だけではなくピンを立てるなど
だから石留めは苦手でした、あまり機会が無かったので、今回は初めて依頼で作っているので、慎重に進めてます。
以下作業覚え書き
枠の部分に爪を付けました
0.8mmの銀線を、ヘアピンのように曲げ、三分でろう付けした
片面を厚みの1/3ぐらいヤスリで削ってロウ付け面を作る
石を置いた時の高さより3ミリぐらい長く切る
削った面に五分ロウを半溶かしでつける。
枠を立ててセットしてそこにピンもピンセットスタンドで固定してフラックスだけでバーナーを当て
ピンについていた五分ロウを溶かす。
部材が薄いのでピンセットなどでテンションをかけすぎない。加熱しすぎない。
4箇所つけたら、酸洗して溶着確認
帯留め通しのリングを作り、枠の底に5分ロウで付ける
先生が帯留め通しを固定するためにU字ピンのようなものを作ってくれたが、今回は底に丸みがあって上手く乗らない為、枠にヤスリで溝を切って安定させた。
(でも少し曲がった)
今年は浴衣の出番がなくて
残念なので、元気の出そうな組み合わせをしてみました。
時代布池田 企画の、千鳥プリント綿絽浴衣
自作千鳥帯留め、綿の真田紐
さとうやさんの半幅帯
後ろ姿は結構透けてます。
綿だと彫金教室にも、前掛けしてそのまま参加してます。