1年前
2017年11月14日
突然の電話。宣告。
「もう難しい」と言われた三男が、奇跡の回復を見せてくれた日でした。
1年前のブログにも簡単に綴っています。
→1ヵ月
三男の記録が追い付いていないので、詳細はまだ残せていませんが、なるべく早いうちに書きたいとは思っています。なかなか書けていませんが…。
この日は長男が初めて三男に会えた日でもありました。
それまで三男に会いたくても会えなかった長男。
お父さんとお母さんは三男に会いに行けるのに、自分はいつもお留守番。この日までは、ちょっぴり拗ねている様子が伺えていました。
「非常に厳しい状態」
「もう時間はないかもしれない」
「お兄ちゃんと三男くんを会わせてあげたい」
この言葉が何を意味するのか。
電話で聞いた瞬間、涙が止まらなくて「それはもう難しいってことですか?」と私は先生に尋ねました。
先生は「はい。その可能性が…高いです」と答えましたが、私はなぜかすぐに気持ちを切り替え、「三男は大丈夫!応援しに行こう!」と長男に話をして荷物をまとめていました。
今考えても不思議なのですが、私は「覚悟」というものを全くと言っていいほどしませんでした。
三男のパワーだったのかもしれません。
三男に会えると分かった長男はとても喜び、「僕も会いに行く!」と即答でした。
初めて三男を見た長男は「こんなに小さいん!?」とびっくりしていましたが、すぐに「○○○くん(三男)、可愛い」とニッコリ。
三男の小さな手を握って「○○○くん、頑張って」と応援してくれました。
この後に、三男は奇跡の回復を見せてくれました。
この日から長男は拗ねるような様子はなくなり、私が病院から帰ってくるたびに「○○○くんはどう?血圧は?オシッコは?」と聞いてくるようになりました。
後に医師から「回復の理由は分からない。奇跡的としか言いようがない」と話がありましたが、私にとって生涯忘れることのない日になりました。
私が初めて三男を抱っこすることができた日。
小さな小さな体でしたが、三男の重みを感じました。
本当に幸せな時間でした。
戻れるのなら、戻りたい。
三男に触れたいです。