私は児童書が好きだ。
よく読むしそれらしき題材でよく読むし空想をする。
しかし母は私に言った。
「その割にアンタ、ヒネくれた文章書くじゃない」
「何を言うか」
 私は思わず抗議の声を上げた。
「当たり前だろう。私はあれを素直な気持ちで書いている」
「なんだって?」
「元からヒネくれた人間が、自分に正直な気持ちで書いたところで
 世間様が言うような素直な文章ができるとお思いか。
 それとも何か、母上は私を大人の言う素直な人間だとでも
 考えておられるのか」



正直・素直という言葉は
とんでもない矛盾を孕んでいるような気がしないでもない
という笑い話。
誰かこれについて華麗に論破してくれないかな?笑