http://www.itojuku.co.jp/event/event_afterpass/DOC_018052.html
講師からのメッセージ
「弁護士増員反対、修習生の給費制廃止、弁護士就職難。最近新人弁護士を取り巻く情報に明るいものがありません。しかし、私はまだ法曹界に身を投じて3か月ですが、ワクワク楽しく仕事をし、人生の舵を大きく切って良かったなと実感する毎日です。私の同期も即独組も含めて、みな希望にあふれて仕事を開始しています。」
法曹を目指そうという人に、暗い話ばかりしてもねえ。というのは、講演の趣旨からわかります。
講師からのメッセージとなると、こうなるでしょうね。
ただ、業界がこれだけ混迷を極め、わけわからんようになってくると、入ろうと思っている人は、大本営発表を真に受けるべきではなく(国家は、最後は責任逃れをするので)、一人ひとりがどこまで現実(もっといえば、判断に必要な情報)を見ぬけるか、その現実にどこまで自分が対応できるか、の覚悟が大切だと思いますね。これだけ情報もあるわけですから。
でも、弁護士登録したばかりのウキウキ状態を、ずっと維持できるのかな。
仕事をすればするほど、いろいろと、問題意識を感じるはずで、それとぶつかって乗り越えて、悪い言葉で言えば、冷めたところもでてきて、それは、弁護士登録から半年も立たないうちに直面する通過儀礼みたいなものがあると思うので、どうかへこたれずに頑張って欲しいですね。