タレント候補ばかり出す政党。 | 向原総合法律事務所/福岡の家電弁護士のブログ

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終わってますね。ニッポン。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100417-00000052-san-pol

岡部まり
桂きん枝
元近鉄の石井(秋田選挙区だそうです)

関西の人なら誰でも知ってる人ですけどねえ。

知名度がありゃそれでいいんですかね。
もうムチャクチャ。

タレントがすべてダメと言うつもりはないけれど、タレント候補の利用価値って、知名度だけでしょ?
知名度を利用して議席を確保し、当選したタレント議員は国会ではその政党の持ち駒。
国会では政党執行部や後援会の操り人形になるだけ。
それとも、ただの操り人形にならないだけの明確な政治理念などがあるんですかね。

タレント候補乱発は、」このところ自民民主とも顕著と思われます。
それは、僕たち国民がこれを通用させてきたから。

有名だから、知ってるから、仲良しだから、投票する。
そういう動機での投票行動、多いですよね。

でも、こういう動機での投票行動、そろそろやめましょ。
今までは裕福だったからそれでも問題が顕在化しなかったけれど、
日本にはもはやそんな余裕はないですよ。無駄遣いする余裕は。
もっと危機感が必要だと思う。中身を見ないと。

大阪の人はノリがいいから、こういう動機での投票行動をしやすい。
もともと「お上なんて関係ない!」な土地柄だからなおさらです。
でも、実際には、「お上」に無関心な関西人が、一番「お上」に好き放題させちゃってるのが実情。
無関心だと権力者は好き放題しちゃうんですね。

選挙てのは、僕らが支払った税金の使い途を決め、法律を決める人を選ぶ手続です。
ちゃんと投票しないと、好き勝手に使われます。当たり前なのです。
あとで国・自治体の財布にお金がありませんでした~ゴメンナサイ~と言われても、お上は責任を取りません。
責任をとるのは国民(市民)。
消えたお金は後の祭りだったりするのです。

僕たちの税金の使い途をちゃんと考えてくれて、僕たち国民の生活をちゃんと考えてくれる政党。
そういうところに入れたいものですね。あればですが。