サンジャックの巡礼路の1つ、ルピュイの道(別名GR65)の歩き旅の記録です。
歩き旅(寄り道とConquesからCahorsまで)、6日目!
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今回、2022年5月中旬の巡礼の目次、2021年の巡礼の目次
以下、どちらも外部サイトです。
サンジャックの道、(フランス目線の)全体像はこちら(ページ下方に地図あり)
ルピュイの道
(Voie du Puy)のルート図
こちらか、このサイトのページ下方のcartesをクリック(標高差の表もあり)
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5日目は、巡礼路を外れ、Ussac(ユサック)村のLa Source d'Ussac(ラ・ソース・ドュサック)に泊まり、癒されました。
ディナーのときに、朝食時間を話し合って、1人、6時前に出たいので、その人がコーヒーのスイッチを押すことに この日も30度超えの予報なので、早く出て正解。
他のみんなは、7時半朝食。
道の説明をうけて。。
画像内、右の、上から2枚目の写真が、巡礼路との合流地点。巡礼路は向かって左から出て、アスファルトの道を渡り、右の林の中の道に行く(赤い矢印のように)。Ussacからはアスファルトの道を歩いてるので、ただ右の道へ入っていくといい(この道、ちょっと歩かないとGRの印がなかったので、他の巡礼者がいなかったら不安になるかも)。
8時15分にUssac出発。
休憩地点のCajarc(カジャルク)まで、6.5km。
しばらく歩いて、画像にもあった場所で、
右のアスファルトの道(Cajarcの道路標識あり)を行きます。
この次の曲がり道は、前述ので、巡礼路と合流する地点。
↓巡礼路しばらく行くと、石に絵が、、この日からよく作品を見かけました。
Cajarcが見えた!
(Cajarcの発音、相方にはカジャーじゃないの? と言われたけど、カジャルクでネットで出てくるし、カジャルク(クは子音なので軽めに)って言っても現地の人に通じてた気がする。。)
下りは苦手なので、慎重に歩きます。ここ、雨だったら滑るなあ。
↑インディー・ジョンズ博士
Indiana Jones 、お宝は、ないよ!!
インディー・ジョーンズ 相方は道草が趣味なので、その間、私は分かれ道のある所まで進みます。
相方は歩くのが速いので、それでちょうどいい。
やっと降りて、あそこ(左側の丘)から来たんだと眺める。
Cajarcのエッフェル塔で、相方の愛国心が・・Vive la France !!
そばの駐車場を渡ったところのパン屋さん(壁にBOULANGER PATISSIERの文字)へ。
ランチとPompe à l'huileというパン(切り売り)を購入。
Pompe à l'huileは、表面に油と砂糖をまぶしてて、おいしかった(地方でレシピが違うらしい)。
教会も見て、
お花も見て、
川を見て、、(そんな解説いらない)、このすてきな橋↓は渡りません。
川のところに出たら、右に曲がって、しばらく川沿いを歩きます。
(歩く人へ)Cajarcは、他にGR65Aもあるので、出発時に注意!!
Cajarcの約6km手前で、巡礼路がGR65AとGR65に分岐し、それぞれCajarcに到着します。ガイド本に注意があるくらいなのが、GR65経由で来た人が、Cajarcから出るときに、GR65Aを歩き、後戻りになってしまった、という間違いです。
しかも、今、巡礼路が整備中で、2021年版のMiam Miam Dodoの地図とは道が少し違いました。
うまく傾斜感が出せた写真。この坂、すぐ終わります。
しばらくアスファルトの道。気温は、30度達してると思う(慣れました)。
ロット川を渡って、Gaillacです。
車道をこのまま左ではなく、GR65の道は右へ、くねくねと遠回りして、教会の見える丘へと続きます。車を避けるためでしょう。
↓上の写真の教会で、初めて見た聖人の像。
Saint Jean-Gabriel Perboyre
足下の文字読めるかと相方に聞かれました。。
中国へ布教に行って火あぶりになった方らしい、相方調べ。
パズーの家??
この後、森の登り道。
「石ころじゃなくて、一枚岩だ」と撮した写真しか載せませんが、
この道、エンドレスでした
(私のブログ、1記事が長すぎるから表示に時間かかるかもと、いろいろ写真省きました。。)
あと、道の始めに追い越された自転車に、終盤で追いつきそうになったこの道では自転車は歩くのより、たいへん。
この辺りから中だるみしてて、写真がいまいちで、写真少なめ。
次に車道になって、ちょうどあった岩の椅子で休憩(ほら、岩の写真なし)。
風が吹いて、清々しかった。
再出発時、相方のザックに(黒い毛と不気味な模様の)毛虫がついていました。
毒がありそうなので、トレッキングポールで追い払います。
また新たな用途が誕生!(泥の深さを図ったり、蛇退治にも使えますよー。)
太陽が真上だと、木々があっても、影が少ないです。
やっーーと、SAINT-JEAN-DE-LAUR
水道のそばで、蝶々が舞い、貝殻の飾りも風で揺らめいてて、いい雰囲気でした。
ひらひらひら。。。カラカラカラ。。 設置してくれた人、ありがとう!
巡礼者が3人、涼しくなるまでここに居ると言っていました。
巡礼路は、この村自体は通過しません。
しばらく歩いてから、
住民に迷惑にならないようにとパネル↓があるので、
集落によっては巡礼路反対なのかなと思ったり。。
自宅前が巡礼路だったら、たいへんだわなと思ったり。
そして、お腹の毛を刈られた羊たちが草をはむってました(見張りの犬もいないし、大丈夫かな?)。
アスファルトの道と土の道が互い違いに現れて、
結構歩いた気がする。。
やっと、この道標↓
MAS DE GAMES(マス・ドゥ・ガム)
195 pas LA HULOTTE(ラ・ユロットまで195歩)
MASは、南の言語で、家のことだそうです。
195歩より、若干遠かったけれど、歩く気力が出ました
17時前に宿、LA HULOTTEに到着
イギリス人ご夫婦とパリのカップルも一緒に、宿で夕食(予約要)。
ここもおいしかった!!
ただ、お料理の写真はありません。。やっぱり巡礼者と会話しながら食べるときは、撮影は難しい。
あと、英語、フランス語、歴史の勉強になりました。
最後に、、
ブログを書く前は、この日のことをあまり覚えていなくて、1回分にまとめられると思ってたんですが、23km近く歩くと、いろいろあったみたいで、長くなりました。結構、省略したのに。しょぼーん
今回の歩き旅で、あと3つ日記を書くつもりです。。自分の思い出用でもありますが、歩く人の参考になればいいなあ。歩けなくても、読んだ人が歩いた気分になれたらいいなあと思って、書いています。
7日目につづく。。