2021/5/23
Aumont-AubracからNasbinals(ナスビナル) 24.9km
このあたりから、Gronzeのサイトに書いてある推定時間は、上級者の時間だと分かりました。
例えば、ナスビナルまでは、Gronzeだと6時間半で着くそうですが、私たちは9時間半(10時前に出発、19時半に到着)かかっています。逆に、Miam Miam Dodoでは、村と村の間など、推定時間を小刻みに書いてあるのですが、私たちのペースには近かったです(登山はしない、散歩好きレベル)。この時間に休憩時間を多めに加えると、到着時刻がだいたい予想できました。
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この日も、割と長い距離なので、不安でした。ただ、私の足のマメのような物体は痛みはなく、疲れも取れていました。
今晩の宿泊先は、夕飯がついていなくて、21時までに受付のアパートタイプの所です。ゆっくり出発することにして、朝食後、Aumont-Aubracの教会を見に行きました。
ポストも見つけて、ポストカードを送り、次に肉屋さんを探します。
ジョヴォーダンの獣がまだあちこちで登場します。
途中で、相方がおばあちゃんに話しかけられて、お金を渡すから代わりに何かを買いに行ってくれと頼まれています。どうやら娘さんに買うことを禁止されているみたいです。Nonと言えないフランス人の相方がもじもじしてるので、「急いでますんで」と割って入りました。そんな、巡礼者っぽい人にまで頼むなんて、なにかよう知らんけど、中毒レベルだ。
肉屋さんでは、今日食べる分ですというと、大きいソシソンをスライスしてくれました、6枚くらい入ってた。あ、そうだ、昔は日曜はお店は閉まっていたけれど、最近は割と開いています(日曜午前中営業のところが多い)。
この日は日曜で、ホテルの横のミニスーパーも営業中、巡礼者たちが買い物をしていました。
快晴です。朝は足が軽快、軽快と出発しました。
最近、よくすれちがう男性2人、女性2人のグループも、後ろからやってきました。さっきのミニスーパーの前で挨拶したばかりで、先に出発していたらしいですが、赤と白の目印ではなく、赤と黄色に沿って歩いていたそうです。
車が急に止まって「違うよ!!」と怒られちゃって、1キロくらい余計に歩いてしまったと苦笑い。それを言うたら、うちらは間違って、モンボネで6キロ余計に歩いてまっせと話すと、合計距離がみんなより長くなっちゃうねと笑ってました
まずは、La Chaze de-Peyreで、恒例の教会見学。
階段を登るとステンドグラスが間近で見れます。
村を出発したときの様子。牛や羊だけでなく、鶏もたくさんいます。
次に1キロ先のChapelle de Bastide
次のLasbros村
めずらしく、商売っ気のあるカフェがあったけれど、やや混んでるし、時間が気になり始めたので進みます。
林に入って、何もない所を4kmほど登っていくと、建物が少しあります。
Quatre-Cheminsというところです。ここでカフェに行きます。
これは、カフェから出て振り返って、撮った写真です。
向かって右側のオレンジっぽい色の建物がカフェです。
田舎風のスープを頼みました。野菜たっぷりで、おいしかった。
親切だし、トイレも綺麗。
また、土の道になります。
昨日あたりから、変わった植物が多いです。
ちょっと道を逸れて、足の点検です。
私のは大丈夫。相方が順調にマメを栽培中。
本人曰く、昨日、靴を濡らしてしまったからだと······絆創膏、たくさん買っておいてよかった。
ここで、巡礼路の中央を蹴ってる人がいました。
毒蛇がいたと石垣のほうを指差して、後からやってきた例の男女4人巡礼グループに説明しています。
私は田舎育ちで、故郷では、春になると毎日、ニョロニョロと出てくる蛇をたくさん見かけていましたが、マムシは夜行性で、噛まれた人も周りにはいませんでした。だから、夜にならないと、また出てこないのでは? それに、また見たら、トレッキングポールで追い払えば大丈夫と思うことにしました。
この左の石垣に逃げたらしい。
湿地帯でもあるのか、たまに木の歩道があります。
そして、「さあ、どこを通りましょう」クイズがあります↓
この日から、毎日5、6回、このクイズがありました。
たまに、どこも水か深い泥で、どこを歩いても不正解のときがあります。
すみません、この辺りから写真の順番がばらばらかもしれません、カメラとアイフォン2台、ipadで撮っているので、記憶もごちゃごちゃで、順番が分からなくなった。
右側の石にある赤と白がGRのマークで、今回歩いているルピュイの道は、GR65と巡礼路が重なっています。
どんどん荒野になっていきます。
そして、5/23 後半へとつづく……