冬休みで寄宿舎から帰ってきた2番目が母親と部屋の大掃除を始めた。
押入から出て来る出て来るウルトラマンやキングギドラの人形の数々。
ダンボールの中から母親のアルバムやバラの写真もザックザック出て来る。
そのうちの一枚を手に取り驚愕する息子が言うには(ミルクボーイかよ!)、
「オ、オンマにくびれがある!!」
「そやねん、オンマも昔は「くびれ」があったんやで」
「オンマ、ヘソ出てるじゃん!」
「あんたらが産まれたおかげで「くびれ」がなくなってん、宝物と「くびれ」を交換したの」
当たり前だけど、息子は母親の栄光の先史時代を知らない、初めて母親と対面した時からすでに丸みを帯びていたからだ。
母親の高校時代のアルバムを開く息子、正に未知との遭遇。
「誰この人?」
(え?誰々?え?何?隣の部屋の私)
「、、、、」
「もしかしてオンマの元カレ?」
「、、、そうや元カレや」
息を呑みながら隣の部屋で寝たふりをしながら耳をダンボにしてる私。
「ダッサ!髪型ダッサ!」と息子、
「当時はこんなんがはやっててん」
もうね、たまらず、飛び起きて、
見せて!見せて!見せて!
としゃしゃり出る私、
モロ!パンチパーマの男子に肩を組まれてニッコリ笑う(もはや私の前では絶滅した笑顔)若い彼の母親。
私が尋ねる「手とか繋いで歩いた?チューとかした?」
知りたい!知りたい!相方の過去!全て知りたい!もう抑えが効かない暴走トラック!
息子に向かって「どう思う?」と尋ねる私に対して氷のような視線を浴びせながら
「アッパ、いいから黙れ!って感じ」
「チューしたの?とかキャバクラとかにいる まじキモいオヤジ!」とストロベリーちゃん。
やはり今年も安定の「キモキャラ」路線に異状なし!
ちなみに私はキャバクラに行った事がありません。
そんな母親が若かった頃、
ピョンヤンからやって来たのがコレ!
1983年のピョンヤン学生少年芸術団第二次日本公演の模様をNHKがダイジェストで放送!今のNHKでは
全く考えられない!てゆーか、日本では全く考えられない!わかり易く日本語で解説。当時の日本はチマチョゴリで街を歩いても命の危険を感じる事は全く無かったけど今は違う。
個人的には♫언제나 나라의 덕되감으로〜♫の「栗の木山」がイッチ番好き!可愛すぎる!もうね、振り付けが天才的!リスのウォントルギ(回転)高速エスパー!
フィナーレの音楽も懐かしい!
あの日本語の司会の子はどこのウリハッキョ?めっちゃ上手!違う子もいるよね?知りたい!知りたい!誰!誰!
네 여러분 즐거운 하루 되세요!
アンニョ〜ン!!