過去に4度来日し我々のハートはメロメロもはや完全な虜となったものである。
最も充実してたのは第二次来日公演だったのではないか。
ピョンコマは毎回スターを連れてくるが、第二次のスターは後の世ポチョンボ電子楽団のエース、チョンヘヨン‼️
そのチョンヘヨンを筆頭に今では定番の舞踊「祝日の朝」(명절의 아침)「花の種を蒔くよ」(꽃씨를 뿌려요)伽耶琴「職場の休息」(일터의휴식)軽音楽木琴の「雲の中に消えた馬車」(구름속에사라진마차)そして初登場の体育舞踊「楽しい登山キャンプ」(즐거운 등산야영)等、今でも朝鮮学校や本国で定番となっている曲目が目白押しだった。
俳優の加藤剛もピョンコマの大ファンだった。
当時のウリハッセンなら誰もが知ってた不朽の名曲。
↓
その後、青年の淡い恋心を歌い南北朝鮮で大ヒットした휘파람
(口笛)
第一回南北首脳会談の後、南でヒットした「統一少女」キル ジョンファの휘파람
↓
四、五年前の朝鮮新報のインタビューで日本公演当時を回想するチョンヘヨンさん。現在はマンギョンデ学生少年宮殿で後進の指導にあたっていると地方のハンギョン道アクセントを時折見せながら語っています。
当時を知る者ならピョンコマはウリハッキョを語るにおいて絶対に外せない出来事だったのに何故あの小説では一切シカトされたのでしょうか?
東京朝鮮文化会館で行われたサヨナラ公演で、公演に先立ち当時の韓徳朱議長が
「連日の公演で子供達は顔には出さないけれど、とても疲れてます、でも、我々在日同胞の為にとてもガンバってます、だから、同胞の皆さんが本当に祖国を愛しているのなら、今日だけはアンコールを求めてはなりません、真の愛国者は今日、アンコールを求めません!わかりましたね」
私が議長先生のユーモアを聞いたのは後にも先にもこの時だけである。