美しい思い出〜中国地方編 | ヨンさまブログ

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とある焼肉屋のおやじです。

先日の同胞コミュニティーの飲み会での事

岡山出身の彼のエピソードが秀逸であった。

まず岡山県内にウリハッキョが2校あった事がそもそも驚きであった、岡山と倉敷。

人口密度の高い関東の千葉や埼玉でさえ一校なのに人工過疎化の中国岡山県内にかつて2校あったなんて‼️
(現在では岡山ウリハッキョ一校だけ)

我々は東京や大阪を中心とした関東や近畿地方のウリハッキョ事情についてはある程度知っているが中国、四国、九州、北海道、東北、北信越地方のウリハッキョ事情は実は知ってるようで知らないのだ。

岡山県内ではサッカーの強い岡山ウリハッキョが「剛の岡山」、中央統一試験で毎回好成績を収める倉敷ウリハッキョを「知の倉敷」と呼びお互い対抗意識が激しく、中央大会地区予選の岡山ダービーはまるでレアル マドリードvsFCバルセロナも顔負けのエキサイティングな試合になり保護者達も生徒達も、山陰ウリハッキョには負けても「倉敷だけには」「岡山だけには」負けたくネー‼️意識がパネーのだそうだ。

そんな威勢の良い岡山県ウリハッキョ勢も広島朝高の寮生活で作法の基本を徹底的に叩き込まれるそうだ。

①一年生は水を飲んではいけない
(どうやって生命を維持すんだ?!)
②一年生はどんな状況であっても上級生を追いぬいてはいけない
(だから一年生の遅刻率は突出して高い)
③食堂に上級生より先に入ってはいけない
(昔のウリハッキョでは普遍的な事柄ですなぁ)
④運動場を横切った一年生はその場で処刑
(東京でも同じですなぁ)
⑤一年生は校内を移動する時は必ず校内の建物に沿って移動しなくてはいけない
(江戸時代の北前船かよ?!)
⑥一年生は歩く時に両腕を振ってはいけない、できる限り脇を締めてペンギンのように謙虚に歩かなければならない。

このルールを1人でも破る者がいた場合は当然全体責任とする。

①に関して私が
「え?!水飲まないと死ぬよ?」
と問うと
「いえ、食堂でコップ一杯だけは許されてました。」

その後、
彼が高三になって、その様な理不尽なルールは無くそうと遂に撤廃になった。
が、しかし、水が解禁になって後、
先生達から「最近の一年生の風紀がどうも乱れている、お前ら3年生しっかりしろ!」
と思わぬクレームを食らう。

調査の結果どうやら「水解禁」が一年生を図に乗らせ風紀を乱すという結論に到り「水解禁令」は撤廃され「禁水法」が復活したという事である。

私は思う、
一体この様な謎のルールは誰がいつ何処で制定したんでしょうねえ、

制服が夏服になりましたが、
十条の民族学校では2年3年の上級生の最後の1人まで夏服になってはじめて一年生が夏服に衣替え出来るのだと私の息子が言ってましたけどねえ、

そんな息子達に私達の高校時代の写真を見せたところ

「うわ‼️ダッサー‼️
なに?この奈良の大仏みたいな髪型?!
ダッサー‼️」

だとさ、