4年目、
五十路に入って4年目、
50代も4年目に入ってかなり板に付いたワケなんです、
大学だったら四年生ですよ、
朝鮮学校なら少年団入団ですから!
真紅の少年団ネッタイ(ネッカチーフ)が風に펄펄なびいてますから!
朝大だったら「卒業班」ですから、
松井秀樹だったら4年目で開幕スタメン4番ですから!
4年目で史上最短の一億円プレーヤーになってますから!
それくらい4年目は板に着きます、ワケなんです、
競走馬なら古馬ですから、天皇賞出走できちゃいますから!
もうね、
充実の四年目を迎えてね、
押しも押されもせぬ50代、
ちょうどいい感じに脂ものってる、
いや、むしろ乗り過ぎで顔面アブラギッシュ、そのテカリが一層欲望にギラギラするおじさん感を演出するよね。
そして過去を振り返って見ようと、せっかくだからと思うワケなんです、
今まで、私も多くの女性達とすれ違って来たワケなんです、
特に井の頭線の渋谷のホームなんかはそれはそれはすれ違いに事欠かない、
髪を切る度に「髪洗う?」と言われて椅子ごと押し倒された事も一度や二度ではありません、
スーパーでお釣りをもらう時に
不意に手を握られた事もあります、
私もね、
それなりに経験を積んできたワケなんですが、
未だに怒られるよね、
板についた50代ですよ?!
怒られるうちが花とかゆーけど
花の命は短いはずなのに、
ものごころついた頃から今まで一貫して怒られる、しかも各方面から満遍なく!
もはや業界の老舗と言ってもいい、
怒られる実績と信用、
「人に怒られるうちが花だよ」
オレの怒られるうちが花の「花」、
オメーどんだけ生命力あんだよ?!
いいかげん散ってくれていいんですけど!
ずっと満開じゃん‼️
てゆーか54才、ビジュアル的にも怒られるのいいかげん無理があるよね?
悪魔の手毬唄の岸恵子の少女役くらい無理じゃね?!
早く若手出てきて欲しい、
そして私も怒る側になって若手を指導して行きたい!
おちつけ、オレ、おちつけ板についた50代のオレ、
ああ、そう言えばこんな事もあったっけ、
次男が四年生の時な、
寝坊した次男を車で学校まで乗せて行く途中いきなり、何の前ふりもなく、
少年院で青山まもると対戦した矢吹ジョーみたいなまったくのノーガード状態、
両手ぶらり状態で完全に油断してた、
断じて油断してたそれは認める、
「アッパ、どうして赤ちゃんって出来るの?」
みんなが通る道、親ならばすべからく通る道、満を持して来た、
さあ今が産卵の好機到来!とばかりに陸に上がって来たウミガメみたいに来たよね、
てゆーか産卵中のウミガメも私も、親の気持ち一緒だな、つって、
わかるー!わかるわー!涙目になる気持ち!
産みの苦しみ!答える苦しみ!
もうね、どうするオレ?オンマいねーし!
オレ一人!
次男の問題を先送りにするのか?
棚上げにして未来の叡智に託すべきなのか?
コウノトリ系の今時子供でも騙されないデマで力任せに乗り切るか?
てゆーか絶滅危惧種のレッドリストに載ってるコウノトリ世界中の赤ちゃん運ぶほど数いませんから‼️
全くの労働力不足ですから‼️
いくら日本が少子化だからって「コウノトリ宅急便」全然人手不足ですから‼️
次男と私
わたしね決心しました、
次男の質問に正面から向き合おうと、
リアルの話、正面から向き合いました、
言い訳しても意味無いなと考えたワケなんです、かえって大人として見苦しいと、
まだ建設中のスカイツリーの前を車で走りながら言いました、
「エッチをしたら赤ちゃんは出来るよ」
もうね、深刻な空気になら無いように、あたかも今日の天気の話でもするかのようにカラッと(ここが肝心)カラッと今日も晴れみたいな感じ言い放ったワケなんです、
小4の次男が
「え?!」と思わず叫びにも似た声を発したワケなんです、
私をガン見してるワケなんです、
そりゃガン見するわな、
小4の次男が最後の力を振り絞り核心を突いて来たワケなんです、
「アッパとオンマも?」
間髪を入れずに
「そうだよ」
それが何か?みたいな雰囲気でカラッと答えたワケなんです、
「え?!アッパとオンマも?!」
さすがに泣きそうな次男、
「ヒジュニ、お前もオトナになったらわかるようになると思うけど、男と女は好き同士になるとエッチをしたくなるんだよ、神様がそういうシステムを作ったんだよ、どうする事も出気無いんだよ、すると赤ちゃんが出来るんだよ、そうしてにイオタルリギ(リレー競走)のように命のバトンを繋ぐんだよ、そしてヒジュニが生まれたんだよ、いやらしい事でも何でも無いんだよ」
しばしの沈黙の後次男が尋ねる
「○○のアッパとオンマも?」
「そう」
「○○のアッパとオンマも?」
「そう」
「キョジャンソンセンニン(校長先生)も?」
「絶対した」
それ以後
次男が性問題に対して私に2度と尋ねる事が無かったのは言うまでも無い。
事の顛末をストロベリーちゃんに話す、
こっぴどく怒られたよね〜
隠蔽体質の彼女からすれば全ての情報を開示する私を理解でき無いのであろう、
しかし報道の自由度個人別があれば間違いなく私は報道の自由度世界ランクBest3くらいには入りそうである、
絶対にスウェーデンやノルウェーの北欧諸国と肩を並べる事は間違いない、
その後、学校の行事でクラスのオンマ達に会う度に
「ほんと信じられ無い!ヒジュン可哀想!」
「なんでもう少し大きくなるまでまってあげなかったの?ヒジュン可哀想!」
「そこまで言う必要ある?ヒジュン可哀想」
次男に対する同情票と私に対する避難の嵐がパネー‼️
なんかみんなで集まって怒る練習した?
組織票?!
ってくらい連携されて怒られたよね〜
5ー4ー3のダブルプレーみたいな
そんな次男も今年は高校3年生、
私の身長を遥かに超えていつも私を見下ろしてるワケなんです、
ああ、あの時の建設中のスカイツリーを思い出すわー
皆さんはどんな「おじさんライフ」をお過ごしでしょうか?
あ、血圧下げる薬飲まないと!
これ、イケてるおじさんのマストアイテムですから!
合言葉は「塩分控えめ」!