貴金属とかアクセサリーとか全く興味が無くて、腕時計さえしてない、
唯一の例外が結婚指輪。
しかしその結婚指輪も50を境に指まで急激に太りだし、キッツキツ、
耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、
先月ついに外す。
意外と他人は見てるもので、
「なんかあったの?」
「上手くいってないの?」とか、
ささやかな同情と溢れんばかりの好奇心で聞いてくる、
まさか「指が太ったから」
なんてカッコ悪すぎて口が裂けても言えず、
「ま、ちょっと、うちも色々あって、、、」
と、ちょっと陰りのある表情で答え、
熟成したワインのような人生を歩んで来てます的な哀愁漂う大人感を演出している今日この頃、
下北沢焼肉JUNのヨン様です、
チャンジャにクリームチーズ乗っけて食べるとマジ旨い!どうでもいいけど、
そんな私も若い頃は情熱的で
ストロベリーちゃんの誕生日にネックレスをプレゼントしたりしてたワケなんです、
ホタテのネックレス、
ギリシャ神話の愛の女神アフロディテはホタテに乗って誕生するし、
武田久美子なんかはホタテの貝殻を身にまとっていて、
当時の私は、
愛といったらホタテ!
女子にとってホタテは鉄板マストアイテムだと信じて疑わなかったワケなんです。
もうね、
買いました、ホタテのネックレス、
結構な値段だった、
でも、いざ、渡してみると、
微妙な表情のストロベリーちゃん、
「え?ホタテ?なんでホタテなん?」
みたいなリアクション、
数年後、
地域の在日コミュニティーの集い、
催しの商品を各自が提供するアレ、
ストロベリーちゃんは迷う事なく
「愛のホタテ」を供出、
てゆーか、完全に処分、燃えないゴミ扱い、
確かに燃えにくくなってた私達夫婦の関係も、
それは認める、
宴もたけなわ、
ゲームが始まる、
ストロベリーちゃん絶好調!
見事、1位獲得!
優勝商品は「愛のホタテ」ネックレス!
もうね、ドラマチック!
韓ドラでもこうは行かない!
ブーメランも伝書鳩もこんなに綺麗に帰ってこない!
優勝したのに罰ゲーム的な!
席に戻るや否や
「ホタテの怨念凄すぎ!」
と呟く、
私が彼女に対するこの上無い
「勝利の喜び」
を感じた事は言うまでもありません。
やはり「愛」は強いのだ!
たとえ、それが一方通行であろうとも!
ただ受け手のストロベリーちゃんは、
その「愛」を「怨念」と名指ししている所に双方の認識の違いは確かにあるよね。
そんな彼女に
「ホタテってどこに住んでるか知ってる?」と尋ねる私、
「???」
「ホッタテ小屋!」
と答える私に、
「アホ!」
と返すのが精一杯のストロベリーちゃん、
大丈夫!
そのうち店が繁盛したら
ティファニーに連れてってあげるから!
でも私は言いたい!
あなたは「金」家に嫁いだだけに、
いつも宝に囲まれた生活しているではないか?!と、
我家の「三種の神器」3人の子供たち、
おかけで我々親に退屈無し!
うん、
今日は綺麗に着地決まった、