渋谷の井の頭線の改札口の前で待ち合わせ
何十年ぶりかしら?
こんな本格的な待ち合わせ、
懐かしい緊張感、
来なかったらどうしよう?みたいな、
ヨン様です、
「蒼のシンフォニー」
冒頭の卒業式のシーンから
ストロベリーちゃんの涙腺はすでに決壊
映画は
朝鮮学校教師生活10数年、
現役で子供3人を朝鮮学校に通わせる保護者の心琴に触れてくる、
ヨン様です、
ほんと、今時の朝鮮学校の生徒はあんな感じ、
この映画のいいところは
肩の力が抜いてあってガツガツしてないし
朝鮮学校の生徒達が等身大で描かれてるところ、
映画全体を通して流れる曲の数々がもうシビれる、
思わず一緒に口ずさんじゃう、
「遊撃隊行進曲」とか
동무들아 준비하자 손에다든무장
ク~!シビれる~
(これね、元歌は日本の「ハイカラ節」)
ああ、歌った歌った、その歌!の連発、
クォン ヘヒョさんの
「子供たちよこれがウリハッキョだよ」
なんかは、もうね、涙無くして見られない、
もうね、ストロベリーちゃんと二人スタンドバイミーの世界、
二人とも「元蒼のシンフォニー」だけにね、
いつも思想教育バリバリ!
毎日人民軍の行進!
笑顔の無い人々!
というステレオタイプの「北朝鮮」像が生徒達の営みを通してどんどん払拭されていく、しかも演技じゃない、
接待員のお姉さんや人民軍のお姉さん達、町の人々、あそこまで素の表情を出したのは、やっぱり朝鮮学校の朝鮮語教育の成果だと思う。
ネタバレになるのでこら以上は書かないけど、
この前もfbで朝鮮学校の朝鮮語教育をボロカスに書いてた投稿を読んだけど、
ならば言わせてもらう、
朝鮮学校以外にそこまで朝鮮語コミュニケーションを図れる在日系民族学校があるのか?
言ってみろ?出してみろ!
もちろん改善すべき点や批判される点もある、当たり前だよ100%完璧な学校なんか地球上に存在しないし、
でも映画で見る「北朝鮮」はヨン様が見た時の「北朝鮮」た比べるとやっぱりオシャレになってるなあ、
でもエネルギー事情は昔の方が良かったみたいだ、
30数年前の東西冷戦真っ只中の時代の「蒼のシンフォニー」
ハマグリデカすぎ!
左から2番目の従姉妹がうちの娘にソックリ!
悪魔と一緒、
消滅した東独、健在な「北朝鮮」、
当時そんな事を予測する専門家なんていなかった、
もうね、一言、
この映画、オススメです‼️
(ムービーウォッチメンの宇田丸かよ?!)
※劇場のユーロスペースがモロ、ラブホテルテ街のど真ん中!
映画とトークショーが終わって駅に向かってラブホ街を彷徨う我々熟年夫婦、
好奇と期待の周囲の視線がイタイ!