爽やかイレブン〜蒼のシンフォニー | ヨンさまブログ

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とある焼肉屋のおやじです。

8時15分
渋谷の井の頭線の改札口の前で待ち合わせ

何十年ぶりかしら?
こんな本格的な待ち合わせ、
懐かしい緊張感、
来なかったらどうしよう?みたいな、

ヨン様です、
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「蒼のシンフォニー」

冒頭の卒業式のシーンから
ストロベリーちゃんの涙腺はすでに決壊

映画は
朝鮮学校教師生活10数年、
現役で子供3人を朝鮮学校に通わせる保護者の心琴に触れてくる、

ヨン様です、


ほんと、今時の朝鮮学校の生徒はあんな感じ、

この映画のいいところは
肩の力が抜いてあってガツガツしてないし
朝鮮学校の生徒達が等身大で描かれてるところ、

映画全体を通して流れる曲の数々がもうシビれる、
思わず一緒に口ずさんじゃう、

「遊撃隊行進曲」とか
동무들아 준비하자 손에다든무장
ク~!シビれる~
(これね、元歌は日本の「ハイカラ節」)


ああ、歌った歌った、その歌!の連発、

クォン ヘヒョさんの
「子供たちよこれがウリハッキョだよ」
なんかは、もうね、涙無くして見られない、

もうね、ストロベリーちゃんと二人スタンドバイミーの世界、

二人とも「元蒼のシンフォニー」だけにね、


いつも思想教育バリバリ!
毎日人民軍の行進!
笑顔の無い人々!
というステレオタイプの「北朝鮮」像が生徒達の営みを通してどんどん払拭されていく、しかも演技じゃない、

接待員のお姉さんや人民軍のお姉さん達、町の人々、あそこまで素の表情を出したのは、やっぱり朝鮮学校の朝鮮語教育の成果だと思う。

ネタバレになるのでこら以上は書かないけど、

この前もfbで朝鮮学校の朝鮮語教育をボロカスに書いてた投稿を読んだけど、
ならば言わせてもらう、
朝鮮学校以外にそこまで朝鮮語コミュニケーションを図れる在日系民族学校があるのか?
言ってみろ?出してみろ!

もちろん改善すべき点や批判される点もある、当たり前だよ100%完璧な学校なんか地球上に存在しないし、

でも映画で見る「北朝鮮」はヨン様が見た時の「北朝鮮」た比べるとやっぱりオシャレになってるなあ、

でもエネルギー事情は昔の方が良かったみたいだ、

30数年前の東西冷戦真っ只中の時代の「蒼のシンフォニー」

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白頭山の天池

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ホテルの名前忘れました、

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帰国した同級生と平壌で再会

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ハマグリのガソリンぶっかけ焼き
ハマグリデカすぎ!

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咸興の叔母さん従姉妹達、
左から2番目の従姉妹がうちの娘にソックリ!

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マンギョンデコヒャンチ
悪魔と一緒、

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東ドイツの留学生と「統一」について熱く語り合った夕べ、
消滅した東独、健在な「北朝鮮」、
当時そんな事を予測する専門家なんていなかった、

もうね、一言、

この映画、オススメです‼️

(ムービーウォッチメンの宇田丸かよ?!)

※劇場のユーロスペースがモロ、ラブホテルテ街のど真ん中!
映画とトークショーが終わって駅に向かってラブホ街を彷徨う我々熟年夫婦、
好奇と期待の周囲の視線がイタイ!