お元気ですか?
下北沢焼肉JUNのヨン様です、
もうね、満を持して参加した、
全ての物を後回しにして参加した
歌えと言われれば、
即、歌えるように歌まで準備して参加した、
一抹の不安が無かった訳では無い、
が、この日が来るのを楽しみにしていた、
当日の午後三時過ぎに私達夫婦は渋世支部に到着、
会費を女子千円、男子二千円の会費を払って会場の屋上へ、
悲劇はここから始まる、
ストロベリーちゃん、
オンマ友達を見つけるやいなや、
「じゃあねアッパ!」
え?
焼肉モイムデビュー戦で
前触れなしのいきなりのナンピョン放置プレイ!
放流されたばかりのニジマスのように近場でウロウロしている私、
ほぼ、20年ぶりに地元同胞の交流会に参加する私、
知ってる人が誰もいない、
すると委員長が現れ
「おう!よく来たな!
ここ空いてるからここ座れ」
誰もいないテーブルに一人座る私、
他のテーブルは埋まっている、
オレ、ボッチ、
ボッチじゃねーか?!!!!!
楽しそうなストロベリーちゃんの大きな笑い声が入道雲の湧く夏の空に響く、
スゲー食べてる、
午前中は東京朝高で息子のバスケ部の焼肉モイムに参加したストロベリーちゃん、
焼肉のダブルヘッダー!
「強い!」
アスリート!
他に形容のしようがない、
私のテーブルだけを皆が避けて通る、
それでも地元だけに知ってる人もいる、
わたし、こう見えてグイグイ行くタイプではない、
むしろ、いつも森のげっ歯類のようにオドオド生きている、いつイタチが来るかわからない、そんな心理状態で生きている、
それでも
勇気ふりしぼった、
コクるような心境で話しかける、
「あ、兄さんお久しぶりです」
だ~れも憶えてね~!
誰一人憶えてね~!
全て撃沈!
みんな結婚式来てたじゃん!
「お友達として付き合いましょうね」
の振られる時の決まり文句で充分な状況で、
そんな言葉すら無い!
そもそも認知すらされてない、
こんなに人が集まって盛り上がってるなかで
気がつくとわたし、
まさかの1人焼肉状態、
頑なに1人焼肉体現してる状態、
涙目でストロベリーちゃんの方角を見る、
一瞬、目が合う、
「ゼッテーこっち来んなよ!」オーラがパネー!
「酸っぱい経験」というより
「しょっぱい経験」、
いやむしろ「辛酸」の方が正確かも、
以来、私はこの日を
「渋世の悲劇」と呼んでいる、
あと一つ揃えば
ヨン様の「ヨン大悲劇」になる、
皆さんもそんな素敵な夏の思い出、
作りましたか?
