「親は退屈しねえ、
子供がいるかぎり、親っていうのはなあ、絶対に退屈しねんだ、
だから、親っていうのはおもしれんだ」
NHK連続テレビ小説「わたしの青空」(平成12年4月~)
で主人公の母親役の加賀まりこのセリフ。
全国の焼肉を愛するみなさん、ごきげんいかがでしょうか?
あなたの恋人、焼肉JUNのヨン様です、
もうね、わたしね、目の前が真っ暗になりました、
それは、先週の月曜日の午前中におこりました、
二番目が帰ってきた、学校から、おや?
するといきなり彼が言うではないか、
「もう二度とあの学校には行かない、、、」
おい、マジか!?
ま、まさかの、高校ドロップアウト!?
ちょっと早くね!?
い、今、目の前で起こっているのは、つ積み木崩しか!?
と、遠い国のことだとばかりおもっていたのに!?
もうね、初めての経験、
しかも、まだ桜の季節、
ふつうだいたい初体験は夏ってことに相場が決まっているのに、
イタイ、たしかにイタかった、
まさかこんな形で初体験の痛みを経験するとは、、、
学校でいじめにあったわけでもないし、
担任の先生もとってもよさそうな先生のようだし、
実際に心配して毎日うちに電話をくれた、
どうしても雰囲気になじめない、
そして、水色のあのダサイスクールジャージどうしてもが耐えられない、
理由はただそれだけのようだ、
「朝高に行きたい、、、」と二番目
「わかった、アッパがなんとかする、
ただし、どうなるかはわからない、それまでペナルティで毎日店で皿洗いだ」
とわたし、
もうね、速攻で支部に電話、
もうね、委員長がすべて手配してくれた、
小学校一年生のときからの一年先輩の幼馴染、
もう本当にお手数をおかけしました、、、
「明日、オンマと面接、礼儀正しくはきはきと答えろよ」
久々に笑顔をみせる2番目、
そういえば、4月になってはじめて見る笑顔だ、、、
何よりも目立つのがいやな2番目、
誰にも会わないように祈りながら面接に向かう、
その日の夜、
彼のラインはメッセージの嵐
「今日先生が、明日から転校生が来るって行ってたけど、
もしかしてヒジュンのこと?」
「ねえ、今日下駄箱で目と目、合ったよね?あったでしょ?」
「ヒジュン、お帰り!」
「わたし、○○第一のバスケ部背番号○番の○○、
明日転向してくる子って君?
同じクラスだね、よろしくね!」
絶対に目立ちたくない子が、
スッゲー目立っちゃってる、
「時の人」になっちゃってる、
そしていつのまにか、すっげーイケメンが転向してくる!ことになってる、
もう完全に噂の「転校生」になってる!
大林信彦監督の「尾道三部作」みたいになってる!
ちょっとうらやましい、、、
「やばい!」と思った彼は、
「それ、オレじゃないよ」と返信、
するとどうでしょう!
その一言がラインに拡散、
「え!?明日から来るってさっき返信きたけど」
「わたし、いまメッセージもらった、あの子じゃないって!」と、
今度は「来る来ない」大論争に発展、
自ら火に油を注ぐ二番目、
あ、これすべて直接聞いたわけではないんだけど、
取材の結果、こんなかんじかな?みたいな、
ま、そんな感じで、
現在は無事転入し学校に通っております、
多くの皆さんにご迷惑をおかけいたしました、
なので、今回のいきさつを早く伝えたい、
誰よりも早く伝えたい、
「無罪」と書かれた紙を掲げながら記者団に向かって走る人の気持がよくわかる!
なんなら「転入!」と書かれた紙を高く高く掲げながら
マンガンダッシュしてもいい!
親っていうのは本当に退屈しねえ!
余談だが、
あの水色のスクールジャージ、
たしかにダサい、
しかも先日ラジオで安住さんが言っていた、
「学年別で色分けされるスクールジャージ、
水色が一番ダサいよね、緑もダサいけど、水色の域には遠く及ばないね」
古今東西
何故、全国の先生たちはわざわざ最もダサいジャージをスクールジャージに選ぶのだろう?
なぜ、そのチョイス?みたいな、
そのジャージ、私が着ることになりました、
まさかの、息子のお下がり、ストロベリーちゃんの指示、
スクールTシャツ付き、
なぜか背中にイルカのプリント、
「イルカにのった中年」と呼ばれています、、、
わかるかな?わかんねえだろうなあ、、、こっちも、、、